食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04000270294
タイトル 世界保健機関(WHO)、鳥インフルエンザに係るファクトシートを更新(2014年3月)
資料日付 2014年3月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は3月11日、鳥インフルエンザに係るファクトシートを更新した。概要は以下のとおり。
1.主な事実
・ 鳥インフルエンザ(AI)とは、一般に鳥フル(bird flu)と呼ばれる鳥の伝染性ウイルス疾患
・ ほとんどのAIウイルスはヒトに感染しないが、中にはA(H5N1)やA(H7N9)のように深刻な感染症を引き起こすものもある
・ 家きんにおけるAIの集団発生は、家きん集団に影響を及ぼし、ヒトに深刻な疾病を引き起こし、世界的流行となる可能性があるため国際的な公衆衛生上の懸念となっている
・ A(H5N1)のような高病原性AIが家きんに定着しているというレポートは、地方や世界の経済ひいては国際貿易に深刻な影響を及ぼす
・ ヒトのA(H5N1)及びA(H7N9)感染の大半は、感染した家きん(生体又は死がい)との直接・間接接触が関係している。適正に加熱調理した食品を介してヒトが感染するような証拠はない
・ 動物の疾病管理がヒトへのリスクを減らす第一歩
2.A(H5N1)及びA(H7N9)の経緯
 A(H5N1)亜型ウイルスは高病原性のAIウイルスで、ヒトの発端症例は1997年に香港における家きんの集団感染時に生じた。2003年と2004年に大規模に再興し、アジアから欧州及びアフリカへと伝播して数か国で家きんに定着し、家きん数百万羽、ヒト数百人が感染し、多数の死者が出た。
 A(H7N9)亜型ウイルスは低病原性のAIウイルスで、発端症例は2013年3月(中国の上海市2人と安徽省1人)。中国以外での症例報告はない。数か月にわたる生鳥市場の閉鎖等の封じ込め対策により、中国の農業界や国際貿易に影響が出ている。引き続きサーベイランスが必要。
 A(H5N1)及びA(H7N9)ウイルスは家きん間で循環しており、ヒトに深刻な疾病を生じ得るだけでなく、ヒトの間でより感染性の強い形態に変化し得るため、依然公衆衛生上の脅威である。
3.A(H5N1)及びA(H7N9)感染と臨床特性(略)
4.抗ウイルス剤による治療(略)
5.ヒトが感染するリスク因子
 主なリスク因子は、感染した家きん(生体又は死がい)又は汚染環境(生鳥市場等)との直接・間接の接触とみられる。家きんにおけるA(H5N1)及びA(H7N9)ウイルスの循環を制御することがヒトの感染リスクを減らす上で肝要。幾つかの家きん集団ではこれらウイルスが根強く定着していることから、管理には諸国家の長期的取組と動物衛生当局及び公衆衛生当局間の強力な連携が必須である。
 適正に調理された家きん肉や卵を介して、これらウイルスがヒトに感染し得ることを示す証拠はない。A(H5N1)ウイルスに感染した症例で、汚染された家きんの生の血液が入った料理を喫食していた事例が数件ある。しかし特に家庭内における感染した家きんの処理、脱羽、と体の処理及び調理はリスク因子とみられる。
6.ヒトにおける世界的流行の可能性
 インフルエンザの世界的流行(pandemic:世界の大部分に被害を与える新型のウイルスによる集団感染)は、予測不能だが繰り返し発生した事象であり、衛生・経済・社会的な影響を世界中に与える。持続的なヒトからヒトへの感染能力を獲得したウイルスの新興、ヒト集団における当該ウイルスに対する免疫がほとんど又は全くないといった、主な要因が同時集中するときに世界的流行が起きる。国際貿易や旅行の機会が増えているため、ある地域での流行が急速に世界的流行に発展し、公衆衛生上の対応が追いつかない事態も生じ得る。
 世界的流行に発展し得るウイルスは、依然A(H5N1)とA(H7N9)の2種である。理由は、幾つかの家きん集団において今も広く循環していること、免疫を持つヒトが少ないとみられること、感染すると重症・死に至ることである。ただしA(H7N9)については、実際に世界的流行になり得るか否かは不明である。これまでの経験では、時おりヒトに感染する動物のインフルエンザウイルスの中には、世界的流行に発展するものもあれば、しないものもある。そのいずれかの判定は、現在実施中のサーベイランス及び調査から得られる情報を待つことになろう。
 A(H5N1)とA(H7N9)のほかに、ヒトが感染する動物インフルエンザウイルスの亜型には鳥のH9と豚のH1及びH3がある。H2も世界的流行の脅威となる。よって世界的流行対策の計画立案においては、多様な起源を持つ多様な亜型ウイルスの新興リスクを考慮に入れるべきである。
7.WHOの対応(略)
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/mediacentre/factsheets/avian_influenza/en/

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