食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04000180325 |
| タイトル | 研究紹介:フタル酸エステルの尿中濃度が高い男性はパートナーの妊娠が遅くなる |
| 資料日付 | 2014年3月5日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 米国衛生研究所(NIH)は3月5日、フタル酸エステルの尿中濃度が高い男性はパートナーの妊娠までの期間が延びるというNIHその他研究機関による研究内容を紹介した。概要は以下のとおり。 この研究では、妊娠を望んでいるカップルにおけるフタル酸エステルとビスフェノールA(BPA)の尿中濃度を調査した。可塑剤として知られるフタル酸エステルは、柔軟性を増す目的でプラスチックの製造に用いられる。BPAも食品・飲料包装剤等のプラスチックに用いられる。 米国疾病管理予防センター(CDC)によれば、フタル酸エステルの用途は香水、シャンプー、爪磨き、プラスチック製フィルムやシートなど数百の製品に及ぶ。ヒトの暴露源は、フタル酸エステル含有容器・製品に接触した食品の摂取・飲用が大半である。BPAは、缶詰等の製品の内張として、ある種のプラスチック容器の生産に用いられている。 研究の著者らは、妊娠を望んでいるカップルの尿中BPA濃度と14種のフタル酸エステル化合物濃度を測定した。著者らの説明によれば、フタル酸エステルは体外に排出される前に分解したり、化学変化したりすることが多い。モノメチルフタル酸エステル、モノブチルフタル酸エステル及びモノベンジルフタル酸エステルの濃度が高い男性では、女性の妊娠に至るまでの期間が最も長かった。男性も女性も、BPA暴露と妊娠までの期間に関係はなかった。 この研究では妊娠までの期間しか検証していないため、これら化学物質が妊娠にどう影響するかは不詳である。これら化学物質がホルモン濃度といった生殖に関する健康の特定面で影響しているかどうかは、今後の研究が必要である。 「この研究は、特定のフタル酸エステルに暴露すると、健康なカップルの妊娠の機会が減ることを示している。暴露している人は多いので、健康影響の有無を引き続き調査することが重要である」と筆頭著者は述べている。 |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | 米国 |
| 情報源(公的機関) | 米国衛生研究所(NIH) |
| 情報源(報道) | 米国衛生研究所(NIH) |
| URL | http://www.nih.gov/news/health/mar2014/nichd-05.htm |
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