食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04000020149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品及び飲料水中のクロムの存在に係る公衆衛生リスクに関する科学的意見書を公表 |
| 資料日付 | 2014年3月13日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月13日、食品及び飲料水中のクロム(chromium: Cr)の存在に係る公衆衛生リスクに関する科学的意見書(2014年2月27日採択、261ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. EFSAは、食品(特に野菜類)中のCr及び容器入り飲料水中の六価クロム(Cr(VI))の存在に起因するヒト健康リスクの推定に関する科学的意見をギリシャ食品局(Hellenic Food Authority)から要請された。 2. EFSAの「フードチェーンにおける汚染物質に関する科学パネル」(CONTAMパネル)は、米国国家毒性プログラム(NTP)のラットを用いた慢性経口毒性試験において特定された最小の無毒性量(NOAEL)から、Cr(III)の耐容一日摂取量(TDI)を0.3mg/kg体重/日と算定した。食品中のすべてのクロムがCr(III)であると仮定すると、すべての年齢群における食事経由暴露量の平均値及び95パーセンタイル値は、このTDIを大幅に下回ったため、公衆衛生上の懸念を引き起こさない。 3. 飲料水の場合において、CONTAMパネルは、水に含まれるすべてのクロムをCr(VI)とみなした。非腫瘍性影響について、雌マウスにおける十二指腸のびまん性上皮過形成の最小のBMDL10値(訳注:暴露群において影響を示す実験動物数を対照群と比較して10%増加させるベンチマーク用量の95%信頼区間の下限値)、及びNTPのラットを用いた2年間試験の雄ラットにおける血液毒性についての最小のBMDL5値(訳注:暴露群において影響を示す実験動物数を対照群と比較して5%増加させるベンチマーク用量の95%信頼区間の下限値)を参照基準(reference points)として選んだ。飲料水経由のCr(VI)の現在の暴露レベルによる非腫瘍性影響は、公衆衛生上の懸念ではないことが暴露マージン(MOEs)よって示される。CONTAMパネルは、腫瘍性影響の参照基準として、マウスの小腸の腺腫及び癌腫についての最小のBMDL10値を参照基準として選んだ。全体的に見れば、算出したMOEsによって、飲料水(飲用水及び天然ミネラル水)を経由したCr(VI)の摂取量は、upper bound(UB)の条件で(訳注:検出限界(LOD)未満のデータをLOD値とみなして)推定した慢性暴露量の平均値を検討した場合において、乳児を除くすべての年齢群にとって低い懸念であることが示される。特に「乳児」、「幼児」及び「その他の小児」についてUB条件で推定した暴露量の95パーセンタイル値(UB条件下の比較的高い存在量により大きな影響を受けた)において、10 ,000未満のMOEsが算出された。 4. リスク評価を向上させるため、食品及び飲料水中のCr(III)及びCr(VI)の含有量に関するデータが必要である。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3595.pdf |
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