食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03990050301 |
| タイトル | 論文紹介:「ヒ素の暴露はマウスの消化管の微生物叢及び代謝物の組成の秩序を壊す:メタゲノム及びメタボロミクスを統合した分析」 |
| 資料日付 | 2014年3月4日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | Environmental Health Perspectives(Vol.122 ,No.3 ,2014年3月)に掲載された論文「ヒ素の暴露はマウスの消化管の微生物叢及び代謝物の組成の秩序を壊す:メタゲノム及びメタボロミクスを統合した分析(Arsenic Exposure Perturbs the Gut Microbiome and Its Metabolic Profile in Mice: An Integrated Metagenomics and Metabolomics Analysis)、著者K. Lu (Department of Biological Engineering , Massachusetts Institute of Technology , USA)ら」の概要は以下のとおり。 背景:ヒトの腸は、非常に複雑で多様性に富む、膨大な微生物コミュニティである消化管微生物叢の宿主である。消化管の微生物叢は、代謝過程、エネルギー生産、免疫及び認知発達、上皮の恒常性並びにその他様々な機能で重大な役割を演じている。 しかしながら、消化管の微生物叢の構成及び多様性は、外部要因によって容易に影響を受け、毒性を有する環境中の汚染物質の暴露により、消化管の微生物叢の変化又は腸内毒素症を導く可能性がある。ヒ素の暴露は、世界中の多くのヒトの集団に影響を及ぼし、がん、糖尿病及び心臓血管系疾患を含む数多くの疾患に関連している。 目的:ヒ素の暴露による消化管の微生物叢の構成及び代謝物の組成への影響を調べた。 方法:ヒ素の暴露による消化管の微生物叢の機能的影響を分析するための代謝物の組成を基にした、16SリボソームRNA(16S rRNA)遺伝子の塩基配列及び質量分析を組み合わせ、統合した手法を使用した。 結果:C57BL/6マウスに4週間、10ppmのヒ素を含む飲用水を投与した後、16S rRNA遺伝子の塩基配列解析から、ヒ素は、消化管の微生物叢の構成の秩序を著しく壊すことを明らかにした。さらに、代謝物の組成の解析は、混乱した多数の生体マトリックスに関連する数多くの消化管の微生物叢の代謝物を伴って同時に起こる影響を明らかにした。 結論:ヒ素の暴露は、消化管の微生物叢を大幅に変えるだけでなく、機能的にも代謝物の組成をかなりかく乱させる。これらの知見は、ヒ素への暴露が、ヒトの疾患を導く又は悪影響を及ぼす新たなメカニズムとして、消化管の微生物叢の混乱及びその機能に関する新たな理解を提供する可能性がある。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | その他 |
| 情報源(報道) | Environmental Health Perspectives |
| URL | http://ehp.niehs.nih.gov/1307429/ |
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