食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03980570149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)及び欧州疾病予防管理センター(ECDC)、2012年人獣共通感染症、人獣共通感染症病原体、集団食中毒の傾向及び原因に関する欧州連合(EU)概要報告書を公表 |
資料日付 | 2014年2月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)及び欧州疾病予防管理センター(ECDC)は2月19日、2012年人獣共通感染症、人獣共通感染症病原体、集団食中毒の傾向及び原因に関する欧州連合(EU)概要報告書を公表した(312ページ、2014年1月22日承認)。 EFSA及びECDCは、EU加盟27か国から提出された2012年の人獣共通感染症及び集団食中毒の発生に関する情報を分析した。 カンピロバクター症は214 ,268人と、人獣共通感染症患者の中で報告数が最も多かった。欧州ではカンピロバクター汚染率は鶏肉が依然として高い。ヒトのサルモネラ症は2012年は91 ,034人の報告があり、確定患者減少の傾向は維持されている。多くの加盟国は家きんのサルモネラ削減目標を達成した。食品では、サルモネラ属菌は食肉及びその製品から最も多く検出された。リステリア症確定患者は増加し、1 ,642人であった。リステリアが非加熱喫食用食品から法定安全基準値を超えて検出されたことはほとんどなかった。ベロ毒素産生性大腸菌(VTEC)感染確定患者は5 ,671人が報告された。VTECは食品及び動物でも観察されている。 ヒトのウシ型結核は125人、ブルセラ症は328人報告されている。牛のウシ型結核病の有病率は増加し、牛、めん羊及び山羊のブルセラ病有病率は減少した。トリヒナ症は301人発生し、トリヒナは主に野生動物から検出されている。狂犬病は国内感染症例1人、輸入症例1人が報告された。動物での狂犬病は2011年に比べて増加した。Q熱は643人の確定症例が報告された。報告のあったほとんどの国で、Coxiella burnetii陽性の牛、めん羊及び山羊が検出されている。ウエストナイル熱患者は232人の報告があった。報告のあった加盟国9か国では、ウエストナイルウイルスは単蹄類から見つかっている。 集団食中毒は、5 ,363件、55 ,453人の患者、5 ,118人の入院、41人の死亡が報告された。大部分の集団食中毒は、サルモネラ属菌、細菌性毒素、ウイルス及びカンピロバクターが原因となっており、主な原因食品は卵及び卵製品、次いで複数の食材を合わせた食品、魚及び海産物製品であった。2012年に発生した最大の集団食中毒は、ノロウイルスによる冷凍いちごが原因のものであった。集団水媒介感染症は16件報告があり、原因はカリシウイルス、ベロ毒素産生性大腸菌、クリプトスポリジウム・パルバム及びロタウイルスであった。 当該報告書は以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3547.pdf ECDCのプレスリリース(3ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.ecdc.europa.eu/en/press/Press%20Releases/press-release-EU-summary-report-zoonoses-food-borne-outbreaks-2012.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA)、欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3547.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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