食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03960800343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、サントル地域圏における届出義務のある疾病(NID)特集号を発行
資料日付 2014年1月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は1月14日、週刊疫学状況報告Point epidemio、パリの南部サントル地域圏版にて、サルトル地域圏での届出義務のある疾病(NID)特集号を発行した。2013年7月~12月のA型肝炎(HAV)、侵襲性髄膜炎菌感染症(MII)、レジオネラ症、麻疹、集団食中毒(CFTI)の5つの疾病が取り上げられている。そのうちのA型肝炎、集団食中毒の概要は以下のとおり。
1.A型肝炎
 2013年下半期に、サントルでA型肝炎に感染の届出のあった患者数は25人で、男女比は0.92(男性12人、女性13人)であった。患者年齢の中央値は20歳(2歳~75歳)で、最も患者が多い年齢層は20歳~40歳の層で、全体の36%を占めた。
 入院率は40%であった。発症前の感染可能期間(潜伏期間)に国外旅行していた患者は60%(15人)を占めた。これらの数字は上半期とほぼ同様である。原因食品として多いのは貝・ウニ・エビ・カニなどで、5人であった(20%)。
2.集団食中毒
 2013年7月~12月の期間にサントル地域圏で届出のあったCFTIは8件で、患者数は36人、そのうちの3人が入院加療した。感染場所はレストランが3件で患者数は9人、家庭内が3件で患者数は8人、レジャーセンターが1件で患者数は9人及び学校が1件で患者数は10人であった。
 原因食品で下痢性貝毒が特定されたものは1件のみである。
 その他の原因食品は様々で、肉が2件、鶏肉が1件、魚と貝類甲殻類が1件であった。
 病原体は頻度の高い順に黄色ブドウ球菌(25%)、セレウス菌(25%)、黄色ブドウ球菌毒素(25%)、カンピロバクター(12%)及びウエルシュ菌と下痢性貝毒(DSP)(12%)であった。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/fr/content/download/82787/302611/version/82/file/pe_mdo_centre_n4.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。