食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03960270149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品中のビスフェノールA(BPA)の存在に関連した公衆の健康のリスクに関する科学的意見書素案を公表
資料日付 2014年1月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月17日、食品中のビスフェノールA(BPA)の存在に関連した公衆の健康のリスクに関する科学的意見書素案(532ページ)を公表し、2014年3月13日までの意見公募を開始した。概要は以下のとおり。
1.この意見書素案では、すべての利用可能な科学的根拠を考慮して、BPAの暫定的な耐容一日摂取量(t-TDI)の再評価を包含する。また、胎児、乳児、幼児及び成人を含んだ、すべての集団における、食事及び非食事由来の両方からのBPA暴露の健康リスクについての、EFSAのはじめての評価書である。
2.EFSAは、利害関係者らから基準を満たして送られるすべての意見書等を評価する予定である。これらの意見書等は、EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)によってさらに検討され、関連性が認められた場合には、考慮に入れられる。
3.当該意見書素案の抄録
 EFSAは、CEFパネルに、食品及び他の供給源からのBPAの暴露に関連した公衆の健康のリスクに関する科学的意見書を提供するよう求めた。
 BPAに関する意見書素案についての意見公募では2段階から成る手法を取り入れ、暴露評価の素案は以前(訳注:2013年7月)意見公募のために公表された。今回の意見書素案は、ハザード評価及び健康リスクの特定に向けた意見書素案である。
 動物での“可能性が高い(Likely)”悪影響が、すなわち、腎臓、肝臓及び乳腺における、ハザードの特定の科学的根拠の重み付けの手法を使用して、特定された。2世代にわたる毒性試験の重要な評価項目である雄マウスの腎臓の重量変化10%のベンチマーク用量95%信頼下限値(BMDL10)を特定するために、これらのデータにベンチマーク用量反応モデルを適用した。体内動態の異種間の違いに関するデータを使用し、このBMDL10を保守的に(訳注:より安全側に立った)経口ヒト等価用量(HED:human equivalent dose)へ換算し113μg/kg体重/日とした。CEFパネルは、残る種間及び個体間の違いのために不確実係数25を適用し、暫定的な耐容一日摂取量(t-TDI)を5μg/kg体重/日と算出した。
 この暫定的な値は、CEFパネルが“可能性が高い”よりも低いと見なしている、乳腺のBPAを取り巻く影響の現在の不確実性及び他の健康影響の可能性を反映している。
 高い経口の暴露量プラス経皮の暴露量の合計は、すべての群についての推定暴露量が、成人男子の1
,061ng/kg体重/日から10代の若者の1
,543 ng/kg体重/日の範囲である。乳児(生後1日~12か月)及び幼児の高い経口の暴露量は、最大で873 ng/kg体重/日と推定する。乳児及び幼児の集団では、経皮の暴露は特定及び予想されない。
 CEFパネルは、全集団中、最も高い暴露量のグループでさえ、5μg/kg体重/日であるt-TDIを十分に下回り、BPAによる健康への懸念は、現在の暴露量では低いことを示唆していると結論づける。
 当該意見書素案は、以下のURLから入手可能。
 http://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/140117.pdf

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.2/2014(2014.1.22)P5~6
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/140117.htm

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