食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03960050149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物β-apo-8’-カロテナール(E 160e)の一日摂取許容量の再検討及び精度を高めた暴露量評価の要請に係る科学的意見書を公表
資料日付 2014年1月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月22日、食品添加物のβ-apo-8’-カロテナール(β-apo-8’-carotenal)(E 160e)の一日摂取許容量(ADI)の再検討及び精度を高めた暴露量評価の要請に係る科学的意見書(2013年12月3日採択、30ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 「食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル」(ANSパネル)は、欧州連合(EU)域内における食品添加物としてのβ-apo-8’-カロテナール(E 160e)の安全性を再評価し、ADIを0.05mg/kg体重/日に設定した科学的意見書(EFSA ANS Panel
, 2012)を以前に提示した。欧州委員会(EC)からの要請を受けて、ANSパネルは、(1)当該ADIの設定根拠として使用されたラット13週間試験の解釈に関して新たに提出された知見を検討し、(2)当該ADIに対するその知見の影響を明らかにし、(3)β-apo-8’-カロテナールの精度を高めた暴露量評価を行うよう依頼された。
2. この新たな知見とは、当該13週間毒性試験から得たオリジナルの腎臓切片スライドのすべてを、改善された可視化条件下(訳注:明視野照明及び紫外線照射顕微鏡の使用)で評価したものである。
3. ANSパネルは、 (1)設定されているADIを見直す根拠が、ECの提供した補足知見及びβ-apo-8’-カロテナールに関する現在の毒性学的データベースによって提示されていると考え、(2)当該ラット13週間試験から得た無毒性量(NOAEL)の30mg/kg体重/日を根拠として安全係数100を適用し、β-apo-8’-カロテナールの新しいADIを0.3mg/kg体重/日に設定することができると結論づけた。
4. ANSパネルは、食品業界から提供されたデータ(限られた数の規制対象食品区分のみに基づくもの)を用いると、β-apo-8’-カロテナール(E 160e)について届けられている用途及び使用濃度に安全性の懸念はないと結論づけた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3492.pdf
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