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資料管理ID syu03910980314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、ドイツではトランス脂肪酸の摂取による健康影響はないとの意見書を公表
資料日付 2013(平成25)年10月24日
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概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は10月24日、ドイツではトランス脂肪酸の摂取による健康影響はないとの意見書を公表した。(2013年6月6日付けを更新、BfR意見書 No.028/2013、20ページ)。概要は以下のとおり。
 トランス脂肪酸の量が多いと、血中のLDLーコレステロールが増加し、HDL-コレステロールが減少する。トランス脂肪酸の摂取量が食物総エネルギーの2%を超えると心血管疾患のリスクが高まることから、トランス脂肪酸は食物エネルギーの1%以内に抑えるべきである。
 近年、特に焼成食品、油で揚げた食品及び調理済み食品(RTE食品)などの多くの食品に、依然として比較的多くのトランス脂肪酸が含まれる。そのため、品質に関するガイドラインの策定又はRTE食品のレシピの改良など、食品中の工業由来のトランス脂肪酸を低減する努力が強化されている。
 BfRは様々なシナリオに基づき、現時点で、トランス脂肪酸が含まれる食品の摂取によりドイツの消費者に対する心血管疾患のリスクが高まるかを評価した。
 ドイツのほとんどの消費者のトランス脂肪酸の摂取量は、食物エネルギー比の1%未満であった。現時点でのドイツ人のトランス脂肪酸の平均摂取量は、食物エネルギーの0.66%に相当する。トランス脂肪酸の摂取量が多く、食物エネルギーの1~2%を占める消費者の割合はわずか10%であった。BfRは、現時点では、ドイツにおけるトランス脂肪酸の摂取は心血管疾患のリスク要因とは考えられないと考える。
 BfRは、ここ数年のトランス脂肪酸の多量摂取は、特に焼成食品及びRTE食品にトランス脂肪酸が多く含まれていることが原因であるとしている。また、その傾向は若年層で顕著であった。BfRはピザ製品でのトランス脂肪酸の低減策が、特に若年層のトランス脂肪酸摂取に対して効果的であると考える。
 トランス脂肪酸の主要な寄与はスプレッドなどの油脂類、ベーカリー製品、菓子製品及び油で揚げた製品であり、これらの製造者に対しトランス脂肪酸を低減する品質保証措置を採ることにより、消費者が摂取するトランス脂肪酸を低レベルに留めるべきである。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/343/hoehe-der-derzeitigen-trans-fettsaeureaufnahme-in-deutschland-ist-gesundheitlich-unbedenklich.pdf