食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03910360104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、鶏肉が原因とみられるSalmonella Heidelbergによる集団感染情報を発表
資料日付 2013年10月11日
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分類2 -
概要(記事) 米国疾病管理予防センター(CDC)は10月11日、鶏肉が原因とみられるSalmonella Heidelbergによる集団感染情報を発表した。概要は以下のとおり。
 本日現在20州から317人の感染届出があり、大半(73%)がカリフォルニア州からである。感染者は3月1日から9月26日までの間に発病した。年齢は1歳未満~93歳(中央値20歳)で、男性が51%を占める。情報の得られた189人中79人(42%)が入院したが、死者は出ていない。感染の結果31%が菌血症を続発した(通常サルモネラ感染症では5%程度)。
 これまでの調査でSalmonella Heidelbergの7種の菌株が同定されている。いずれもFoster Farmsブランドの鶏肉(ロティサリーチキン)が感染源とみられる。7種のうちの3種に感染した患者10人の菌株を分離して検査したところ、9株は一般的に処方される抗生物質(アンピシリン、クロラムフェニコール、ゲンタマイシン、カナマイシン、ストレプトマイシン、スルフィソキサゾール、テトラサイクリン)に耐性で、うち3株は多剤耐性だった。残りの1株は、検査で用いたどの抗生物質にも感受性だった。
 本事案を受けて農務省隷下の食品安全検査局(FSIS)は10日、Foster Farmsが鶏の処理及び加工工程に早急に大幅な変更を加えて操業を続行する旨発表した。FSISは、変更内容の実施状況を今後継続的に検証するとともに、最短でも90日間同社施設からの鶏製品のサンプリング検査を強化する。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(微生物)No.22/2013(2013.10.30)P8~10
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL http://www.cdc.gov/salmonella/heidelberg-10-13/index.html
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