食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03901180149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種用飼料添加物として使用する場合のEscherichia coli(FERM BP-10941株)から産生されるL-リシン濃縮液(塩基性)、L-リシン塩酸塩濃縮液及びL-リシン塩酸塩の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2013年10月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月2日、全動物種用飼料添加物として使用する場合のEscherichia coli(FERM BP-10941株)から産生されるL-リシン濃縮液(塩基性)、L-リシン塩酸塩濃縮液及びL-リシン塩酸塩の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 全文は後日公表される。
 L-リシン濃縮液(塩基性)、L-リシン塩酸塩濃縮液及び技術的に純粋なL-リシン塩酸塩は、Escherichia coliの遺伝子組換えFERM BP-10941株から産生される。これらの最終製品からは、産生菌株及びその組換えDNAのいずれも検出されなかった。これらの最終製品は、遺伝子組換えが関連する安全性への懸念とはならない。
 L-リシン濃縮液(塩基性)、L-リシン塩酸塩濃縮液及び技術的に純粋なL-リシン塩酸塩は、適量で添加する場合は対象動物種に対して安全であると考えられる。亜慢性試験の結果からも、特定の懸念はみられない。
 安全性への懸念が考えられるリシン代謝物は動物の組織及び動物由来の製品にないことから、「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、L-リシン及びその塩酸塩の動物用飼料への使用は消費者に対するリスクとはならないと考える。
 L-リシン濃縮液(塩基性)、L-リシン塩酸塩濃縮液及び技術的に純粋なL-リシン塩酸塩は、対象動物種におけるL-リシン有効性に関しては同等であると考えられる。L-リシン及びその塩酸塩を添加することの有効性は、ほ乳類(反すう動物を除く)、家きん及び魚類での論文で幅広く示されている。したがってこれ以上の実証は不要である。反すう動物の反応においては、L-リシンが第一胃で分解されるのをある程度保護する必要がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3365.pdf
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