食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03901160149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種用サイレージ添加物としてのEnterococcus faecium(NCIMB 10415株、DSM 22502株、ATCC 53519株及びATCC 55593株)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2013年10月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月1日、全動物種用サイレージ添加物としてのEnterococcus faecium(NCIMB 10415株、DSM 22502株、ATCC 53519株及びATCC 55593株)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2013年9月10日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 Enterococcus faeciumの4株はそれぞれ、5×10の6乗~1.0×10の8乗CFU(コロニー形成単位)/kg茎葉飼料の用量での使用でサイレージ化の改善を意図している。これらの株には、臨床感染を引き起こす院内分離株(hospital-associated isolated)の典型的マーカー遺伝子がなく、臨床で使われる抗生剤に対して感受性がある。したがって、これらの株のサイレージ添加物としての使用は、動物由来製品の消費者に対して安全である。
 E.faeciumの提案された用量での使用により、当該物質を添加した飼料を給餌した動物の暴露が大幅に増加することはない。したがって、これらの菌株のサイレージ製剤への使用は、対象動物種に対して安全である。
 有効性試験により、E.faeciumの4つの菌株のうち2つについて、サイレージ化が容易、やや困難及び困難な原料において、最小用量の1×10の8乗CFU/kg生鮮材料でサイレージ生産を改善する可能性があることが示された。
 記録された応答の程度、また、栄養の保存に関する本質的な証拠がないことから、残り2つのE.faecium株に関するデータは、全体的にみて、サイレージ生産に使用する場合に便益があるとの証拠はほとんど示していない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3363.pdf
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