食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03900920343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、週刊疫学状況報告Point epidemio、No.394、ミディ・ピレネー地域圏版、第39週号(2013年9月23日~9月29日)を発行
資料日付 2013年10月7日
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概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は10月4日、週刊疫学状況報告Point epidemio、No.394、ミディ・ピレネー地域圏版、第39週号(2013年9月23日~9月29日)を発行した。キノコ中毒のニュースが掲載されている。
[ハイライト:食用にならないキノコを食べた食中毒]
 9月28日~29日に、アリエージュ県(Ariege)、アヴェロン県(Aveyron)、オート-ガロンヌ県(Haute-Garonne)及びタルン県(Tarn)で合計15人がキノコを食べたことによる食中毒を発症した。食べて2~3時間後に腹痛、下痢、嘔吐などの症状が起きた。これらの人々は救急医療を受けたが、入院したものはいない。
 これらの食中毒の原因となったキノコは、黄ベニテングタケのような黄シメジ科のキノコか、又はlepiota subincarnataのようなカラカサタケ科のキノコ、又はbolees de Satanキノコと思われる。
 食用にならないキノコを食べたことによる中毒症の最初の予兆は一般の食中毒と似ている。初めて見られる症状は、嘔吐、下痢、腹痛、吐き気、発熱、大汗、赤斑、強い興奮、幻覚、高血圧、頭痛などである。毒性によって、食後15分後から6時間以内に症状が現れる。野生のキノコを使った料理の食後6時間以上経過して現れる症状は重篤な中毒の徴候である。キノコ食中毒は急性胃腸炎の症状を呈し、死亡につながるような場合もある。
 ミディ・ピレネー地域圏でキノコの採取シーズンが始まった。予防措置として、ミディ・ピレネー地域圏保健局(ARS)は、キノコの特定を正確に行い、食べることができるキノコか否かを確認するために、採取したキノコの鑑定を薬剤師に躊躇なく依頼することを提言する。キノコを食べた後で少しでも体調が普段と変わった感じがする場合は、躊躇することなくかかり付けの医師の診断を受けること。
 報告書(6ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.invs.sante.fr/fr/content/download/76871/282813/version/140/file/pe_mp_031013.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/fr/Publications-et-outils/Points-epidemiologiques/Tous-les-numeros/Midi-Pyrenees/2013/Surveillance-sanitaire-en-region-Midi-Pyrenees.-Point-epidemiologique-au-3-octobre-2013
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