食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03900700343 |
| タイトル | フランス衛生監視研究所(InVS)、Salmonella Puttenによる集団サルモネラ症発生を公表 |
| 資料日付 | 2013年9月30日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | フランス衛生監視研究所(InVS)は9月30日及び10月4日、週刊疫学現状報告(Point epidemio)、(フランス中央部)サントル地域圏版に、Salmonella Puttenによる集団サルモネラ症発生の記事を掲載した。概要は以下のとおり。 1．9月27日号(2013年9月19日～25日) 9月25日現在、S. Puttenによる20人のサルモネラ症例がサルモネラ国立リファレンス・ラボラトリー(CNR)に報告された。性別の内訳は、女性6人、男性14人で、年齢は中央値が76歳であり、発生場所はフランス中西部のサントルを含む9地域圏にわたっている。稀な血清型のためにS. Putten感染源は一つと考えられた。 フランス衛生監視研究所(InVS)の地域圏疫学調査局の疫学チームが患者のアンケート調査を行った。患者12人(73%)が入院加療を受けた。80歳以上の患者1人が死亡している。リエット(訳注：豚・ガチョウなどの肉をラードで煮込んですり潰したペースト状のもの）及びヘッドチーズ（訳注：豚の頭肉の煮こごり)を予想頻度より高い頻度で食べていたことが報告された。患者の60%から購入先として報告されていた小売店があった。 サルモネラ汚染食品摂取から発症、医師の診察、糞便培養検査、サルモネラCNRへの検体(菌株)送付、この検体の血清型タイピングまでに時差があるので、今後も新たな感染がサルモネラ国立リファレンス・ラボラトリーに届け出られることが予想される。サルモネラCNRは新たなS. Putten感染患者が出たなら即時InVSに通知することになっている。 また、共通のS. Putten感染源があったとして、この感染源が存続するなら、新たな患者が発生する可能性がある。InVSと農業省の食品総局(DGAL)は、共同で感染源の継続調査を行う。 当該週刊疫学現状報告(仏文16ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.invs.sante.fr/fr/content/download/76317/281496/version/114/file/pe_centre_270913.pdf 2．10月4日号(2013年9月26日～10月2日) http://www.invs.sante.fr/fr/Publications-et-outils/Points-epidemiologiques/Tous-les-numeros/Midi-Pyrenees/2013/Surveillance-sanitaire-en-region-Midi-Pyrenees.-Point-epidemiologique-au-3-octobre-2013 10月1日現在、サルモネラCNRにS.Puttenによるサルモネラ症26症例の届出があった。内訳は女性が11人、男性が15人、患者年齢の中央値は77歳、発生場所はサントル地域圏を含むフランスの北西部の12地域圏にわたっている(イル・ド・フランス地域圏6人、ペイ・ド・ロワール地域圏5人など、サントル地域圏は1人)。 ヘッドチーズが、フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)の第2回フランス全国国民健康栄養調査(Inca 2)で調べた平均値より高い頻度で摂取されていた(12/19=63%)ことが報告されている。 患者の58%(11人/19人)があるチェーンストアを購入先としていた。これはこのチェーンストアの市場占有率より高い数字である。 顧客カードによって特定された食品加工企業が、サルモネラ検査のためのサンプル採取後の9月27日に殺菌清掃を行った。加えて、市場に出回っているロットについて検査を実施中である。間もなく結果が出ることになっている。今のところ当該製品のリコールは行われていない。また、当該事業所が新たに製造した商品の全てのロットについて出荷再開のための検査を実施した。 当該週刊疫学現状報告(仏文、16ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.invs.sante.fr/fr/content/download/76871/282813/version/140/file/pe_mp_031013.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源（公的機関） | フランス衛生監視研究所(InVS) |
| 情報源（報道） | フランス衛生監視研究所(InVS) |
| URL | http://www.invs.sante.fr/fr/Publications-et-outils/Points-epidemiologiques/Tous-les-numeros/Centre/2013/Surveillance-sanitaire-en-region-Centre.-Point-epidemiologique-au-27-septembre-2013 |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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