食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03891130149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換え植物由来食品・飼料の安全・栄養評価方針に係る調査報告書を発表
資料日付 2013年9月3日
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概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は9月3日、遺伝子組換え(GM)植物由来食品・飼料の包括的安全・栄養評価方針を精査した外部委託調査報告書(全115ページ)を発表した。報告書の抄録(全文)は以下のとおり。
 本報告書は、EFSAが採用している比較手法を全面的に適用できない場合に備えて、GM植物の食品・飼料安全に係る現行の科学文献及びリスク評価体制を精査した。販売に供される植物の内在的組成、代謝及び生理機能が大幅に改変されていれば、そのGM特性範囲がこの場合に該当する(「新規」特性を有するGM植物)。
 文献の査読に際しては、すべての関係論文の査読において客観性を確保するため、システマティック・レビューという方針に従った。当初選考した983文献中92点が更に選抜され精査を受けた。7つの国際機関のGM植物のリスク評価手法も精査した。
 全体として、形質が「新規」か否かにかかわらず、GM植物の食品・飼料リスク評価では、常に比較が土台となっていることが分かった。科学文献でも国際リスク評価機関においても、GM植物を適当な比較対象、若しくはデータベースと比較していないという証拠はなかった。ただし、将来的に認可が必要となるGM植物の範囲を考慮すれば、野外試験の計画立案は柔軟に取り組み、GM植物の受入れ環境が比較対象と大きく異なる場合に備える必要があろう。
 また暴露評価はリスク評価プロセスの重要ステップとなるが、特に消費者に栄養上の恩恵をもたらす「新規」の特質/「新規」に現れる形質を有するGM植物についてはそう言える。文献では市販後の監視にあまり注意が払われていないが、実際に監視を行う際にはガイダンスの作成作業が必要となる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/doc/480e.pdf
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