食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03881350149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、モリブデンの食事摂取基準に関する科学的意見書を公表
資料日付 2013年8月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月8日、モリブデン(molybdenum)の食事摂取基準に関する科学的意見書(2013年7月11日採択、35ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 欧州委員会(EC)からの要請を受けて、EFSAの「栄養製品、栄養及びアレルギーに関する科学パネル」(NDAパネル)は、モリブデンの食事摂取基準(Dietary Reference Values: DRVs)を算定した。モリブデンは、広い範囲の摂取量において効果的かつ迅速に吸収され、ヒトの体は、尿経由の排泄の制御を通じて恒常性を維持することができる。健康なヒトにおけるモリブデン欠乏は観察されておらず、モリブデンの栄養状態のバイオマーカーはない。
2. モリブデンの必要量を設定するために、様々な代謝出納試験が行われている。しかし、たった1件の出納試験(成人男性に対し、管理された条件下で一定の食事を用いて行われた)が、持続期間について十分であると考えられた。この小規模な試験では、モリブデンの摂取量が22μg/日の場合に、0に近い出納が報告された。生化学的変化、又はモリブデン欠乏を示唆する徴候は観察されなかった。ヒトは、低摂取量においても、モリブデン出納を平衡状態に維持できる可能性がある。モリブデン摂取量と健康アウトカム(訳注:結果として起こる健康事象)に関するデータは、モリブデンのDRVsを設定するには、利用可能ではなかった。
3. 平均必要量(Average Requirement: AR)及び集団別参照摂取量(Population Reference Intake: PRI)の算定に必要な科学的根拠が不十分であると考えられたため、目安量(Adequate Intake: AI)(※訳注)を提案する。この値の設定にあたり、欧州における混合食事(mixed diets)から観察されたモリブデンの摂取量を考慮に入れた。広い範囲にわたり観察された摂取量の下端値のモリブデン摂取量に基づく65μg/日をAIとして提案する。成人のAIを妊婦及び授乳婦にも適用することを提案する。生後7か月の乳児及び小児のAIについても、等尺測定及び各年齢層の基準体重を用いて、成人のAIからの外挿法に基づき提案する。
 ※訳注:目安量とは、推定平均必要量・推奨量を算定するのに十分な科学的根拠が得られない場合に設定される指標で、ある性・年齢層に属する人々が、良好な栄養状態を維持するのに十分な量である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3333.pdf

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