食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03850600475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、除草剤耐性遺伝子組換えダイズSYHT0H2の認可について意見書を公表
資料日付 2013年7月2日
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分類2 -
概要(記事) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は7月1日、欧州規則(EC)No.1829/2003に基づき、除草剤耐性遺伝子組換えダイズSYHT0H2を輸入、加工、及びこれを食品や飼料として使用するための市場流通認可申請について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて2013年4月9日付けで提出した意見書を公表した。
 本ダイズは以下の酵素を発現する目的で遺伝子組換えを行ったものである。
・グルホシネートアンモニウム耐性を付与するPAT酵素(ホスフィノスリシン・アセチルトランスフェラーゼ)。PATは、グルタミン合成阻害作用があるグルホシネートアンモニウムをアセチル化によって無毒化する酵素である。
・えん麦(avena sativa)由来のAvHPPD-03酵素(p-ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ)。トリケトン系除草剤メソトリオン・タイプの除草剤に耐性を付与する。
 分子に関しては、提出されたデータ分析でダイズSYHT0H2の特徴付けができ、ダイズSYHT0H2の消費者のリスクを明らかにするものではなかった。
 成分組成比較分析では、定量したほとんどの化合物についてダイズSYHT0H2の茎葉と子実及び対照ダイズと試験した栽培品種の茎葉と子実の間の成分組成の同等性を結論付けることができた。ただし、幾つかのトコフェロール(α、γ及びδ)の含有量で有意差が観察されている。
 これらの変動は、avhppd-03遺伝子が生成する酵素がトコフェロール生合成経路に介入するので、avhppd-03遺伝子の発現と関係している可能性がある。しかし、差異が小さいこと及びこれらの化学物質の性質を考慮すると、衛生安全性に影響を与えることは考えられない。
 ダイズSYHT0H2の由来の製品の栄養品質評価ができるようなデータは提出されていない。AvHPPD-03たん白質、PATたん白質及びダイズSYHT0H2のたん白質に対する潜在的アレルギー誘発性評価は、アレルゲン性リスクを結論付けるような要素を明らかにするものではなかった。
 しかし、動物を使った飼養試験(etude d’alimentarite)を実施していれば、成分組成の比較分析データを完全にでき、リスク評価の不確実性を減少できたであろう。また、除草剤を散布したダイズSYHT0H2由来の製品を投与した90日間亜慢性毒性試験がないことから当該ダイズの毒性学的リスクに関して完全な評価を実施できなかった。
 ANSESは上記のバイオテクノロジー作業部会(GT BIOT)の結論を採択する。定められた期間に(申請者から)入手できた最初の申請資料に基づき、ANSESは、欧州規則(EC)No.1829/2003 を適用し、複数の除草剤に耐性のあるダイズSYHT0H2の市場流通認可申請に否定的意見を付す。
 また、ANSESは現行のガイドラインが、認可申請された遺伝子組換え体と比較する対照の同等性を見るための成分組成の分析について、体系的な徹底した飼養試験(etudes d’alimentarite)を定めていないが、提出義務のないこの飼養試験報告が認可申請資料の一つとして、かつては頻繁に提出されていた。最近は、次第に申請者がこの試験報告を提出しなくなってきているようである。しかし、ANSESは、GT BIOTと同意見で、この食品安全性試験は評価のための資料として有用な補足データをもたらすものであると考える。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL http://www.anses.fr/sites/default/files/documents/BIOT2013sa0012.pdf

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