食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03850350164 |
タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、報告書「鶏肉チェーンにおけるカンピロバクター制御のための判断ツールとしての生物学的基準」を公表 |
資料日付 | 2013年6月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は6月14日、報告書「鶏肉チェーンにおけるカンピロバクター制御のための判断ツールとしての生物学的基準」を公表した。 オランダにおいて、カンピロバクターは食中毒の原因菌の中で最も重要である。発症者のおよそ30%が鶏肉の摂取又は調理が原因とみられる。 カンピロバクター症の多くは、家庭で食品を調理する際の交差汚染、又は加熱が不十分の肉の喫食により引き起こされる。オランダでは2011年に8 ,490症例が報告されているが、実際の発症者は下痢を発症した108 ,000人と推定されており、このうち34名が死亡した。このことからオランダ政府は、鶏肉中のカンピロバクターの生物学的安全基準の設定に着手した。 基本のシナリオとして、カンピロバクターの上限基準値を、鶏肉の胸皮及び首皮1gにつき1 ,000cfuとし、5検体中に基準値を超えるものがないと設定して評価した。 検体中陰性、100 cfu/g、10 ,000cfu/gなどの様々な基準が提起された中で、産業界にとって最も低いコストでヒトにおける罹患率を最も減少させる1 ,000 cfu/gが選択された。当該上限基準値によれば、ヒトのカンピロバクター患者数が3分の2減少することが見込まれる。 RIVMの当該報告書(英文、37ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/330331008.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
URL | http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2013/juni/Microbiological_criteria_as_a_decision_tool_for_controlling_Campylobacter_in_the_broiler_meat_chain |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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