食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03840950361
タイトル 台湾行政院衛生署、2012年の食品市場モニタリング結果を公表
資料日付 2013年6月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  台湾行政院衛生署は6月10日、食品市場(※)の検査体制等を説明し、2012年の食品市場モニタリング結果を公表した(訳注:原文は「食品後市場」、スーパーマーケットや伝統的市場等、主に小売り市場を指すと思われる)。概要は以下のとおり。
 市場流通食品の品質、衛生、安全をモニタリングし、消費者の健康を保障するため、食品市場の管理は中央及び地方で作業分担しており、同署食品薬物管理局は中央及び地方の連携・作業分担体制を推進している。中央では主に、残留農薬、残留動物用医薬品、遺伝子組換え食品、食品偽装、食品添加物、食品への医薬品添加、その他の毒性物質の検査を担当している。地方衛生当局は主に一部の食品添加物、微生物、重金属等の検査を担当するほか、毎年、産業の特色や祝祭日に合わせた計画に基づき、サンプリングを実施している。
 2012年は、食品市場モニタリング計画に基づき、食品8
,384検体について21項目の検査が実施され、その結果439検体が不合格だった(不合格率5.2%)。不合格理由は、基準値超の残留農薬及び動物用医薬品の検出、使用禁止の動物用医薬品の検出、基準値超のアフラトキシン及びシトリニンの検出、生鮮カット野菜・果物からの甘味料・二酸化硫黄・保存料の検出、食品からの痩身薬等の検出である。また、世間の関心の高まりに伴い、米国産牛肉のラクトパミン問題に関連し、β受容体刺激薬の検査を増やす等の措置を行った。
 主なモニタリングの不合格率は以下のとおり(括弧内は主な不合格理由)。
1. 食品偽装の調査:1.0%(植物性食品から鶏、魚等の成分検出)
2. 遺伝子組換え食品の調査:7.6%(誤認を与える表示、表示ミス等)
3. 市販の錠剤・カプセル状食品中の医薬品成分のモニタリング:1.2%(カフェイン、デヒドロエピアンドロステロン等の検出)
4. 食品器具容器包装の衛生安全モニタリング:10.0%(衛生基準項目、材質表示、耐熱性表示が規定に不適合)
5.コメ中の重金属含有量モニタリング(カドミウム、水銀、鉛) :0%
6. 市販食品中のカビ毒含有量のモニタリング:3.9%(紅麹米から基準値超のシトリニン、落花生・ピスタチオ・サンショウから基準値超のアフラトキシン検出)
7. 市販野菜・果物・植物類の重金属含有量モニタリング:0%
8. 食品中の残留動物用医薬品検査:7.0%((還元型)マラカイトグリーン、クロラムフェニコール類、ニトロフラン類の検出、基準値超のスルホンアミド類検出)
9市場及び包装場の農産物中の残留農薬検査:10.2%(基準値超の農薬検出、非推奨農薬の検出)
 モニタリング結果は以下のURLから入手可能。
http://www.doh.gov.tw/CHT2006/DisplayFile.aspx?url=http%3a%2f%2fwww.doh.gov.tw%2fufile%2fdoc%2f%e9%99%84%e4%bb%b6-101%e5%b9%b4%e9%a3%9f%e5%93%81%e5%be%8c%e5%b8%82%e5%a0%b4%e7%9b%a3%e6%b8%ac%e7%b5%90%e6%9e%9c.doc&name=%e9%99%84%e4%bb%b6-101%e5%b9%b4%e9%a3%9f%e5%93%81%e5%be%8c%e5%b8%82%e5%a0%b4%e7%9b%a3%e6%b8%ac%e7%b5%90%e6%9e%9c.doc
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾行政院衛生署
情報源(報道) 台湾行政院衛生署
URL http://www.doh.gov.tw/CHT2006/DM/DM2_p01.aspx?class_no=25&level_no=1&doc_no=88638
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