食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03840310149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、チアメトキサム及びクロチアニジンの様々な作物に対する既存の残留基準値の修正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2012年11月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月30日、チアメトキサム(thiamethoxam)及びクロチアニジン(clothianidin)の様々な作物に対する既存の残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書(2012年11月26日承認、44ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1.
(1)規則(EC) No 396/2005の第6条に従って、スペイン(評価担当加盟国(EMS))が、アーティチョーク、食用オリーブ及び油用オリーブに対するチアメトキサムのMRL並びに食用オリーブ及び油用オリーブに対するクロチアニジンのMRLを、意図されているチアメトキサムの使用に基づいて修正する申請書をSyngenta Agro社から受理した。また、スペインは、カリフラワーに対するチアメトキサム及びクロチアニジンの既存MRLを、意図されているチアメトキサムの使用に基づいて修正するもう1件の申請書をSyngenta Crop Protection AG社から受理した。EMSのスペインは、欧州連合(EU)南部で意図されているチアメトキサムの使用に適応させるため、食用オリーブ及び油用オリーブに対する既存MRLの0.05mg/kgを0.5mg/kgに引き上げ、また、チアメトキサムの使用に起因するクロチアニジンの食用オリーブ、油用オリーブ及びカリフラワーに対する既存MRL(いずれも0.02mg/kg)を、食用オリーブ及び油用オリーブについては0.09mg/kgに、カリフラワーについては0.05mg/kgにそれぞれ引き上げるよう提案した。アーティチョークに対するチアメトキサム及びクロチアニジンの既存MRL、並びにカリフラワーに対するチアメトキサムの既存MRLについて修正する必要はない。
(2)ドイツ(EMS)は、意図されているクロチアニジンのEU北部における使用に基づき、ハーブ類(チャービルを除く)に対するクロチアニジンの既存MRLを1.5mg/kgに引き上げる申請書をまとめた。
2. EFSAによると、これらの検討対象作物に対するチアメトキサム及びクロチアニジンのMRL案を算定するにあたり、データは十分である。
3. リスク評価の結果に基づき、EFSAは、食用オリーブ、油用オリーブ、カリフラワー及びアーティチョークに対して意図されているチアメトキサムの使用、並びにハーブ類に対して意図されているクロチアニジンの使用によって、消費者の暴露量が毒性学的参照値を超えることはなく、したがって公衆衛生上の懸念が生じる可能性は低いと結論づける。EFSAは、EU加盟国がチアメトキサム及びクロチアニジンの使用について新しい認可を与える場合に、ミツバチを保護するための適切なリスク低減策を実施することに留意する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2990.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。