食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03830160475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、酸化エチレン(EO)と酸化プロピレン(PO)の共重合体を有効成分とする消泡剤を冷凍フライドポテトに加工助剤として使用するための認可について意見書を公表
資料日付 2013年6月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は6月3日、酸化エチレン(EO)と酸化プロピレン(PO)の共重合体を有効成分とする消泡剤をじゃがいもの冷凍フライドポテト加工に加工助剤として使用するための認可範囲拡大申請について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて2013年3月22日付けで提出した意見書を公表した。
 提出された試験報告によると、これらの物質の毒性が低いことを裏付けしている。当該EO/PO共重合体は、分子量>2
,000であるため殆ど経口吸収されない。2003年に実施された長期試験によると、変異原性も発がん性もない。
 本意見書では、ラットにEO/PO共重合剤を用量0、15、50、100及び250mg/kg体重/日を経口強制投与した90日間亜慢性毒性試験から得た無毒性量(NOAEL)100mg/kg体重/日から、暫定一日摂取許容量(ADI)を0.5mg/kg体重/日としている。生殖毒性試験を行っていないので、安全係数200を適用している。この理由から、ANSESは、このADIを暫定値とした。
 申請書類で提出された核磁気共鳴分光法での検査は、じゃがいもを主原料とする製品由来の抽出物の加熱処理前後のEO/PO共重合含有量は2.5mg/kg(フライドポテト重量)以下であることを示している。じゃがいもの加工時に特定された残留物は、ポリ(酸化プロピレン)、オレイン酸の可能性がある化合物又は脂肪酸類縁体である。
 第2回フランス全国国民食生活実態調査(INCA2)に基づき≪じゃがいも及びいも類など≫カテゴリーを考慮したEO/PO共重合体暴露量の算出は、理論摂取量が95パーセンタイルで7μg/kg体重/日で、暫定ADIの1.3%未満であることを示している。3~17歳の子供の理論摂取量は95パーセンタイルで10μg/kg体重/日で、暫定ADIの2.0%であった。
 「食品認可が必要な物質及び製造プロセス評価作業部会(GT ESPA)」は、試験に使った製剤由来のEO/PO共重合体の理論上の摂取量は、暫定ADI以下であり、安全側にある。
 GT ESPAは、提出された技術データ、特に製剤の化学物質割合と用量に基づけば、じゃがいもの冷凍フライドポテト加工に、グリセロールとEO/PO共重合体の縮合体などの消泡剤を加工助剤として、本意見書で提案する用量及び特定した残留率で、使用しても消費者に健康リスクを呈するものではない。
 GT ESPAは、じゃがいもの加工に冷水すすぎ工程を維持すること及び本意見書で記載の製剤の化学仕様(specifications chimiques)、特に補助剤(coformulants)を使うのであれば、それも含めた化学仕様をより詳細にすること。
 この諮問の対象となる他のエステル化又は縮合したEO/PO共重合体製剤に関して、GT ESPAは、補助剤を含む各製剤の詳細な化学仕様及び本意見書に記載のと同様の残留試験報告が欠如しているため、現段階では、これらのその他の製剤に関する健康リスクを特徴付けすることはできない。
 ANSESはGT ESPAの結論を採択する。
 オレイン酸でエステル化したEO/PO共重合体の生殖毒性試験を実施することの必要性を2003年の意見書で指摘している。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL http://www.anses.fr/sites/default/files/documents/ESPA2012sa0252.pdf

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