食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03820800303 |
タイトル | 米国農務省動植物検疫局(APHIS)、オレゴン州で発覚した未認可の遺伝子組換え(GE)小麦事案に係るQ&Aを発表(その2) |
資料日付 | 2013年6月5日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 【訳注:質問は当初Q1~Q20だったが、6月3日付けで新たな質問がQ10~Q12に挿入された。】 Q10:USDAは外国のバイヤーをどう納得させるのか? A10:米国は世界有数の小麦生産・消費国として、今回のような事案が貿易相手国に投げかける不安を敏感に受け止めており、問題の製品の安全性や現在実施中の徹底した調査について納得してもらい、疑問に答えるべく注力しているところである。GE小麦が(市場で)見つかった場合は、海外に駐在しているUSDA職員が主要市場の政府職員と直接会い情報を伝える。貿易相手国には、引き続き調査の進展状況を逐次伝え、相手国と密接に連携して米国の小麦市場参入を引き続き確保していく。 Q11:国外への輸出の事実がないことをどう担保するのか? A11:現時点でこの品種が流通しているとの情報は得ていない。今回の事態がどのように生じたのか明らかにするため、徹底的な調査を実施中である。またUSDAは、貿易相手国がその確証を求める場合には、検証した試験結果を開示する。 Q12:今回の発表後に諸外国が取った処置は? A12:日本は、食品用ウェスタン・ホワイト小麦と飼料用ウェスタン小麦の輸入を、検査法が明確になるまで一次的に停止すると発表した。韓国は米国産小麦を全て検査し、EUは米国産ソフト・ホワイト小麦の検査を加盟国に委託するよう提言した。 Q13:今回の発見で世界にどんな影響が及ぶか? A13:市場の反応を憶測することは控えたい。米国は世界有数の小麦生産・消費国として、今回のような事案が食品・飼料サプライチェーンに投げかける不安を率直に受け止めている。今回の成り行きは歓迎されざるものではあるが、食品安全上のリスクはないことを国内外の小麦消費者に知らせ、安心していただくため鋭意努めていきたい。 (Q14~Q18略) Q19:APHISはこの農場主に何らかの措置をとるのか? A19:自分の畑にグリホサート耐性小麦が自生していることを通知した農場主に、何らかの違反があったとみなすべき理由は現時点で見当たらない。 Q20:市販の種子・穀物からGE小麦が検出された場合の対応は? A20:規制GE植物が少量検出された場合、取調べを発動して放出に至った経緯の解明、リスク評価、必要な規制対策(是正・執行措置等)の判定を行う。これは2007年に明確化された低レベル存在(LLP)施策の基本となっている。植物衛生や環境へのリスクがあると判断した場合、植物保護法に基づく権限を行使して、適切な是正処置を講じる。規制GE植物のLLPを抑制する是正処置は不要と判断した場合でも、APHIS規則の違反企業・個人に対してAPHISが執行措置をとることを妨げられることはない。2004年にFDAが完了している諮問結果に基づき、食品安全上の懸念はないとの結論が出ていることから、この品種のLLPを食料サプライから排除するための是正処置はとらない。 (Q21~Q23略) |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国農務省動植物検疫局(APHIS) |
情報源(報道) | 米国農務省動植物検疫局(APHIS) |
URL | http://www.aphis.usda.gov/publications/biotechnology/2013/faq_brs_ge_wheat_detection.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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