食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03820340149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分フルアジホップP(類縁体のフルアジホップPブチルを評価)のリスク評価のピアレビューに関する結論を公表
資料日付 2012年11月8日
分類１ -
分類２ -
概要（記事） 　欧州食品安全機関(EFSA)は11月5日、農薬有効成分フルアジホップP(類縁体のフルアジホップPブチルを評価)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2012年10月18日承認、77ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 抄録
　農薬有効成分フルアジホップPについて、報告担当加盟国であるフランスの担当機関が実施した初期リスク評価をピアレビューした後のEFSAの結論を報告する。本ピアレビューの実施は、委員会規則(EU) No 188/2011によって要求された。本結論は、仁果類、実えんどう、さやいんげん、豆類(乾燥えんどうまめ及び乾燥いんげんまめ)、ばれいしょ及びなたねに対する除草剤としてのフルアジホップPの代表的用途の評価に基づいて出された。許認可のためのリスク評価に用いることが妥当であると結論づけられた信頼できる評価項目(ピアレビューされた申請書類の中の利用可能な試験及び文献から得た)を示す。許認可の枠組みに必要なものとして特定されながら欠落している知見を一覧表示し、懸念を特定する。
2. 哺乳動物毒性
(1) 主要代謝物は、フルアジホップ酸(fluazifop acid)の(R)-光学異性体であることが比較代謝試験によって示されている。(R
,S)-フルアジホップブチル(RS fluazifop-butyl)から(R)-フルアジホップ酸への速やかな加水分解は、特に低用量レベルにおける混餌投与試験において、(S)-光学異性体への暴露が比較的少ないことを示唆している。したがって、フルアジホップブチル又はフルアジホップ酸のラセミ混合物を用いた混餌投与試験は、フルアジホップPブチルのみを用いて行った試験と同等であると考えられる。
(2) フルアジホップPブチルの一日摂取許容量(ADI)は、ラット、マウス及びハムスターを用いた長期毒性試験における全体的な無毒性量(NOAEL)の1mg/kg体重/日を根拠として、安全係数の100を適用し、0.01mg/kg体重/日(フルアジホップ酸に換算したもの)である。急性参照用量(ARfD)は、ラットを用いた発生毒性試験において観察された発生への影響についてのNOAELである2mg/kg体重/日を根拠として、安全係数の100を適用し、0.017mg/kg体重(フルアジホップ酸に換算したもの)である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源（公的機関） 欧州食品安全機関（EFSA）
情報源（報道） 欧州食品安全機関（EFSA）
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2945.pdf
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