食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03810470149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)及び欧州疾病予防管理センター(ECDC)、ヒト、動物及び食品由来の人獣共通感染症細菌及び指標細菌における薬剤耐性に関する2011年欧州連合総括報告書を公表
資料日付 2013年5月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)及び欧州疾病予防管理センター(ECDC)は5月16日、ヒト、動物及び食品由来の人獣共通感染症細菌及び指標細菌における薬剤耐性に関する2011年欧州連合総括報告書を公表した(359ぺ―ジ、2013年4月15日承認)。報告書の概要は以下のとおり。
 EFSA及びECDCは共同で、欧州連合(EU)26か国から提出された人獣共通感染症細菌及び指標細菌における薬剤耐性データの分析を行なった。データは、ヒト、食品及び動物から分離されたサルモネラ属菌及びカンピロバクター、並びに動物及び食品から分離された指標菌である大腸菌と腸球菌、動物及び食品から分離されたメチシリン耐性黄色ブドウ球菌である。ヒト由来分離株の耐性は主に臨床的ブレイクポイントを用いて、一方、動物及び食品由来分離株の耐性は疫学的カットオフ値を用いてそれぞれ解釈された。
 薬剤耐性はヒト、動物、食品由来分離株に共通にみられたが、加盟国の間で耐性に大いに相違が見られた。ヒト由来のサルモネラ属菌分離株のアンピシリン、テトラサイクリン、スルフォンアミド耐性は高く、一方、第三世代セファロスポリン及びフルオロキノロン耐性は低かった。鳥類、豚、牛及びそれらの食肉由来のサルモネラ属菌株及び指標大腸菌株でアンピシリン、テトラサイクリン、スルフォンアミド耐性の株は普通にみられ、一方、第三世代セファロスポリン耐性の株は少なかった。
 (フルオロ)キノロンに中等度から高度に耐性が観察されたのは、七面鳥、鳥類及び鶏肉由来のサルモネラ属菌分離株であった。ヒト症例由来のカンピロバクター分離株は、アンピシリン、シプロフロキサシン、ナリジクス酸、テトラサイクリン耐性が高く、一方、エリスロマイシンへの耐性は低度から中等度であった。鳥類、鶏肉、豚、牛からのカンピロバクター株は、シプロフロキサシン、ナリジクス酸、テトラサイクリンへの高耐性がみられたが、エリスロマイシン及びゲンタマイシンへの耐性はかなり低度であった。動物及び食品由来の指標腸球菌分離株では、テトラサイクリン及びエリスロマイシン耐性が普通に見られた。
 当該報告書では、ヒト及び動物由来の分離株の双方での、極めて重要な抗菌性物質に対する多剤耐性及び共耐性に関する結果を初めて提示している。動物由来分離株では極めて重要な抗菌性物質に共耐性を持つものはほとんどなかった。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(微生物)No.10/2013(2013.05.15)P13-15
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)、欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3196.pdf

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