食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03790910105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、遺伝子組換え植物に関するQ&Aを更新 |
資料日付 | 2013年4月1日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は4月1日、遺伝子組換え(GE)植物に関するQ&Aを更新した。概要は以下のとおり。 Q1:GEとは?(略) Q2:GE植物由来食品はFDAが規制しているのか? A2:GE植物由来食品を含め、植物由来食品はFDAが規制している。GE動物由来食品についてもFDAの所管であるが、規制方法が異なる。 Q3:GE植物由来食品は安全か?(略) Q4:安全性の評価はどのように行っているか? A4:GE植物由来食品の安全性評価は、幾つかの手続を含む包括的なプロセスである。一般には、開発者が遺伝子組換えによる新たな物質の毒性やアレルギー性を評価し、栄養価を従来種と比較する。これらの情報を安全性評価書に記載し、これを基にFDAのバイオテクノロジー評価チームが安全性と遵法性を評価する。 Q5:何のために開発者は遺伝子組換えを行い、FDAはどの植物の安全性を評価するのか? A5:遺伝子組換えは病害虫への耐性や耐久性の増強、栄養価の改善等を目的に行われている。2012年12月時点で95件の諮問を終了しているが、大半はトウモロコシだった。FDAが審査し、2013年4月1日時点で終了しているGE植物の申請件数はトウモロコシ30件、ワタ15件、ダイズ13件、セイヨウナタネ(Canola)13件、その他24件である。 Q6:GE植物で製造した食品は? A6:大部分のトウモロコシ、セイヨウナタネ、ダイズ及びワタが他の食品の成分となる(スープやソースのコーンスターチ、甘味剤としてのコーンシロップ、マヨネーズ・ドレッシング・菓子類等の綿実油、ナタネ油、ダイズ油)。 Q7:栄養価は従来種由来食品よりも劣るのか? A7:FDAの評価では同等 Q8:アレルギー性や毒性は? A8:FDAの評価では従来種由来製品以上にアレルギー反応や有害作用を引き起こす可能性は高くない。 Q9:GE植物由来製品のラベル表示をしない理由は? A9:食品が遺伝子工学を使って開発されたか、されなかったかというラベル表示はメーカーが自発的に行っている。FDAは自発的表示を支持しており、そのための業界向けガイダンス案を発表している。 Q10:摂取による長期的な健康影響は? A10:長期的な健康影響を評価するには、従来種由来食品自体の長期的安全性情報と、新たに導入された特徴に関する情報を組み合わせるなど、幾つかの要因を考慮する必要がある。FDAが評価した食品は、FDAの安全性に関する質問に答えられるまで市場にでまわったことはない。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.fda.gov/Food/FoodScienceResearch/Biotechnology/ucm346030.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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