食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03780800475 |
| タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、出生から1歳までの乳児用食品としての母乳や母乳の代替食以外の飲料の使用に関するリスクについて意見書を公表 |
| 資料日付 | 2013年3月18日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は3月14日、出生から1歳までの乳児用の食品としての母乳や母乳の代替食以外の飲料を使用することに関するリスクについて自ら評価し、2012年2月5日付けで提出した意見書を公表した。 ANSESは母乳や母乳代替食以外の飲料を乳児用食品として使用することに関するリスクを指摘した。 1歳未満の低年齢乳児に、全部又は一部を母乳や母乳代替食以外の飲料を与えることにより重篤な症例が発生したとの届出が複数あったことを受けて、ANSESは出生から1歳までの乳児の授乳に使用する場合のリスクについて自ら評価を実施した。ANSESが実施した鑑定結果は、これらの一般の飲料は乳児の特別栄養必要量をすべて満たすものではないことを示すものであった。したがってANSESは、1歳未満の乳児に授乳の全部であれ一部であれ、これらの製品は使用されてはならないと考える。またANSESは、母乳は乳児の栄養必要量に適合した基準食(標準食)であり、母乳以外では乳児用調製粉乳やフォローアップミルク(動植物たん白質を有効成分としたもの)のみが1歳未満の乳児の栄養必要量を満たすものであることを強調するものである。 植物性ミルク飲料(大豆、アーモンド、米などを使った植物飲料)がフランスの市場で非常に増えてきている。アレルギー、食物不耐性又は単なる食品選択など様々な理由で、ある特定の消費者集団がこれらの商品や牛乳(山羊やめん羊などの乳も含む)以外の植物ミルク飲料に関心を寄せている。 最近ANSESに、このような食品を与えられた低年齢児童の重症症例の届出が複数件あったことから、ANSESは出生から1歳までの乳児の授乳における母乳や母乳の代替品以外の飲料に関するリスクについて自ら評価した。この評価の結果を本日公表した。 出生後12か月間は成長の最も重要な時期である。したがって乳児は、成長と発達を維持するための栄養必要量を満たすことができる適切な授乳飲料に特に依存している。牛乳又は牛乳以外の乳に似た植物ミルク飲料などの一般消費者向けの飲料は1歳未満の乳児向けには調製されていない。ANSESが実施した検査は、これらの製品自体が危険というものではないが、乳児の栄養必要量を全部満たすものではないことを明らかにした。 これらの飲料を与えられた乳児における障害は、これらの飲料のみを長期間にわたって与えることにより重症化する。数週間で栄養失調、感染性合併症、又は代謝障害を引き起こし、死に至ることもある。短期間であっても乳児にとって栄養の欠乏は、深刻な影響が出ることを考慮し、ANSESはこれらの飲料を生後12か月以内の乳児に使用してはならないと考える。 ANSESは母乳が乳児の必要栄養量を満たす標準(基準)食品であり、母乳以外では、動物性であれ植物性であれ、たん白質を調製した乳児用の調製粉乳及びフォーローアップミルク(出生から満4~5か月及び生後5か月から12か月)のみが乳児の栄養必要量を満たすことができることを指摘するものである。 また、ANSESは妊娠中や授乳期の母体の食事バランスの重要性を指摘するものである。実際に、ビタミンやミネラルの摂取不足は乳児に影響する。栄養不足を招くようなある種の食事法ついては、慎重かつ特別なモニタリングを必要とする。菜食主義者や完全菜食主義者の食事をしている女性については、妊娠期や授乳期にビタミンB12のサプリメントを摂るなど、特別な配慮が必要である。 意見書のURLは以下のとおり。 http://www.anses.fr/fr/documents/NUT2011sa0261.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
| 情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
| URL | http://www.anses.fr/fr/content/l%E2%80%99anses-pointe-les-risques-li%C3%A9s-%C3%A0-l%E2%80%99alimentation-des-nourrissons-avec-des-boissons-autres-0 |
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