食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03770680334
タイトル アイルランド食品安全庁(FSAI)、貝類の安全性モニタリングプログラムについて公表
資料日付 2013年1月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  アイルランド食品安全庁(FSAI)は1月14日、貝類の安全性モニタリングプログラムについて公表した。概要は以下のとおり。
 アイルランドが行っている当該モニタリングプログラムは、生体毒素を有する貝類が採捕されたり市場に入り込むのを防ぎ、消費者の健康を保護することを意図している。生体毒素は、海水中に存在する植物プランクトンにより天然由来で産生される。貝類はろ過摂食をすることから体内に生体毒素を蓄積する場合があり、そのような貝類の喫食が疾病の原因となる場合がある。
 当該モニタリングプログラムでは、アイルランド沿岸周辺の採捕地域から収集された養殖及び天然の貝類の試料を、以下の4つの生体毒素グループに従い検査する:1)記憶喪失性貝毒(amnesic shellfish poisonin:ASP)、2)アザスピロ酸毒(AZP)、3)下痢性貝毒(DSP)、4)麻痺性貝毒(PSP)。
 検査対象となる主な貝類種は、ハマグリ、イガイ(養殖及び天然採捕)、アイルランド原産のカキ及びマガキ、マテガイ及びホタテガイである。
 最新の検査結果は、貝類採捕地域ごとの自然毒レベル設定に活用される。採捕地域は生体毒素検査結果により、1)「開放可地域」:48時間の時間差を設けて採捕された試料2点において生体毒検査が陰性、2)「閉鎖地域」:1試料の生体毒検査が陽性、3)「開放保留地域」:1点めの試料は生体毒検査で陰性だが、48時間後に採捕する試料の検査結果待ち、に分類される。
 市場に出回る貝類の採捕は、開放可地域でのみ認められている。
 当該モニタリングプログラムの詳細は以下のURLから入手可能。
http://www.fsai.ie/uploadedFiles/About_Us/forums/CoP_Biotoxin_Monitoring.pdf
地域 欧州
国・地方 アイルランド
情報源(公的機関) アイルランド食品安全庁
情報源(報道) アイルランド食品安全庁(FSAI)
URL http://www.fsai.ie/enforcement_audit/monitoring/shellfish.html
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