食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03770570317 |
| タイトル | ロベルト・コッホ研究所(RKI)、トリヒナ症に関する助言を公表 |
| 資料日付 | 2013年2月11日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | ロベルト・コッホ研究所(RKI)は2月11日、トリヒナ症に関する医師に向けた助言を公表した。概要は以下のとおり。 RKIが発行する疫学報告書(Nr.6/2013)に掲載された当該内容は、感染症予防法(IfSG)第4条に基づいて編集されており、重要な感染症についての最新内容が凝縮された、医師向けの指南書となっている。国立リファレンスセンター、研究所などの専門家の執筆によるものである。 1.トリヒナ症 疫学報告書(Nr.1/2002)の中で初めて公表され、2013年1月に専門的内容について改定版が出された。 2.病原体 トリヒナ症は、トリヒナ(旋毛虫)(主にTrichinella spiralis)に感染することにより生じる。トリヒナは、中心部を70℃以上で1分間しっかり加熱することにより死滅する。 3.発生 トリヒナ症は、世界中で多く見られる人獣共通感染症である。ヒトの感染は、欧州、北米、中米、アルゼンチン、東アフリカ及び東南アジアなど、全世界で見られる。 今日のドイツではほとんど見られない疾病である。2001~2011年では、RKIに報告された感染は63件であった(1件当たりの平均患者数:3人)。 患者の年齢分布は3歳~68歳、平均年齢は42歳であった。患者の52%が女性であった。特定の時期的及び地理的傾向は認められなかった。 精力的な調査研究が重ねられているが、感染源の特定には至っていない。一部の国では、個人輸入した動物由来製品を摂取した人々が感染することは珍しくない。ドイツでは2006年に、メクレンブルグ・フォアポンメルン州において、自家用に飼育した豚をと畜して摂取したことにより16人が同時期に感染した。 4.病原巣 トリヒナに感染する可能性は、全種類の哺乳類だけでなく、鳥類及びは虫類にも及ぶ(哺乳類についてはT. spiralis、T.britovi及びT.nativa、鳥類についてはT.pseudospiralis、は虫類についてはT.papuae及びT.zimbabwensis)。ヒトについては、肉食動物及び雑食動物が主要な病原巣と考えられる。家畜における感染サイクルでは豚の寄与が大きく(ドイツでは現在、市販の豚肉が関連する感染はない)、野生動物における感染サイクルにおいてはイノシシが大きく寄与している(ドイツにおける有病率:0.003%)。 5.感染媒体 トリヒナ症は食品を介した疾病で、トリヒナの幼虫を含む肉を生又は加熱が不十分な状態で摂取することにより引き起こされる。 6.潜伏期間 潜伏期間は5~14日で、45日間に及ぶ特殊な場合もある。 7.感染 トリヒナの感染はトリヒナに汚染された肉の摂取によってのみ生じる。ヒトからヒトへに感染することはない。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ドイツ |
| 情報源(公的機関) | ロベルト・コッホ研究所(RKI) |
| 情報源(報道) | ロベルト・コッホ研究所(RKI) |
| URL | http://www.rki.de/DE/Content/Infekt/EpidBull/Archiv/2013/Ausgaben/06_13.pdf?__blob=publicationFile |
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