食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03760760149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種用のオルトリン酸の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2013年1月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月22日、全動物種用のオルトリン酸の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2012年12月13日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 オルトリン酸は水溶液として市販されており、その濃度は様々であるが、67.0%~85.7%が一般的である。当該評価は、食品添加物の純度基準に適合しているオルトリン酸に基づいて行われた。
 当該物質は、カルシウム:リンの最適比が維持された状態で防腐剤としての使用で全動物種に対して安全である。また、食餌を介して得られるリン源であると考えられる。
 飼料配合時又は飲用水への使用時には、動物のリン供給への寄与が考慮されなければならない。全動物種用の飼料中のリンの最大許容量は既に明らかであることから、当該添加物の基準値を設定する必要はないと考えられる。
 当該添加物からの飼料へのリン補給により、消費者に安全性の懸念をもたらすことはない。
 オルトリン酸は食品の防腐剤として使われており、飼料における機能は本質的に食品と同一であることから、これ以上の有効性の検証は不要である。
 当該物質により液体飼料の防腐剤及び飲用水の品質維持に寄与する可能性が予想される。
 「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、当該物質などの防腐剤を12%以下の典型的な水分含量の完全配合飼料に使用する場合の有効性については懐疑的である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3043.pdf
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