食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03760320477 |
| タイトル | カナダ公衆衛生庁(PHAC)、カンピロバクターは食物を見つけるのに「サテライトナビゲーション(Sat Nav)」を用いるとの論文を紹介 |
| 資料日付 | 2013年2月1日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | カナダ公衆衛生庁(PHAC)は、2月1日、カンピロバクターは食物を見つけるのに「サテライトナビゲーション(Sat Nav)」を用いているとする研究論文を、同庁が発行しているカナダ感染症週報(CCDR Weekly)で紹介した。概要は以下のとおり。 ヒトが空腹時にお腹が鳴ると昼食の時間だと分かるように、細菌も食事どきを知る必要がある。英国Nowich Research Park食品研究所の研究チームは、食中毒細菌のカンピロバクター・ジェジュニが、食料がより豊富な場所を探すために、遊泳行動をどう変えているかを解明した。 英国の食中毒原因菌はカンピロバクターが最も多く、年間371 ,000人以上の患者が発生する。 カンピロバクターは、ヒトに感染すると、汚染食品(加熱不十分な鶏肉など)から腸内層細胞へと厚い粘膜の層を通り抜けて進まねばならない。さまざまな場所において、生命維持のための十分な栄養及び呼吸を持続して得られる環境を見つけなければならない。 研究者は、新開発の分析法を用いて、カンピロバクターが、より栄養豊富な場所を探すのに、また、最も効率よく呼吸できる場所を探すために、2つの異なるシステムからの指令をバランス良く使っていることを発見した。遺伝子ツールを用いたところ、食物を求める遊泳行動を制御するシステムは他のシステムと比べて優先して機能しており、「食料の必要性」がカンピロバクターにとっての最大の関心事であることがわかった。 大腸菌及びサルモネラ属菌などの他の食中毒細菌とは異なり、カンピロバクターは、環境中のさまざまな化学物質を察知し、それに応じて遊泳行動を変えるといった多機能システムを備えている。さしずめ細菌界における「Sat Nav」と言える。 当該論文はPLOS ONEに掲載された。筆頭著者は、「カンピロバクターが遊泳すること、そして遊泳が発病の重要な鍵となっていることは知られているが、目的のない遊泳は効率が悪い。病原菌も目的地を絞らなくてはならない」と述べている。 この「Sat Nav」システムがどのようにカンピロバクターを感染部位に導くかが明らかになれば、将来の疾病予防の一助となる可能性がある。また、他の食中毒及び消化管疾患の原因病原体についても意味のあるものとなる。 出典:Medical News Today 31 January 2013 http://www.medicalnewstoday.com/releases/255588.php |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | カナダ |
| 情報源(公的機関) | カナダ公衆衛生庁(PHAC) |
| 情報源(報道) | カナダ公衆衛生庁(PHAC) |
| URL | http://www.phac-aspc.gc.ca/ccdrw-rmtch/2013/05/05-eng.php#a1 |
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