食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03751110149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種用サイレージ添加物としてのBacillus amyloliquefaciense(NCIMB 30229株)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2013年1月11日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月11日、全動物種用サイレージ添加物としてのBacillus amyloliquefaciense(NCIMB 30229株)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2012年12月11日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該微生物の株は、サイロ貯蔵工程の改善を目的として牧草への添加を意図している(技術的添加物(technological additive)、機能グループ:サイレージ添加物)。当該株及び薬剤に対する感受性の特性は既に明らかにされている。しかしながら当該株は、食中毒との関連性が分かっている強力な界面活性作用を有する環状リポペプチドを産生する。
 当該株はサイレージ生産のみでの使用を意図するものの、芽胞を形成してサイロ貯蔵工程中も生存し続け、対象動物によって消化される。芽胞は動物の消化管を通る間も生存し、動物由来の食品及び環境の汚染源となる可能性がある。
 農場での取扱者に対する経口、経皮及び吸引による暴露リスクが最大級であると考えられることから、「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、当該株のサイレージ製品への使用は、消費者、使用者及び環境に対して危害をもたらすと結論づける。対象動物種に対しても同様の可能性が考えられる。
 最低90日間続けられた研究所規模のサイロ試験3件では、乾物及び水溶性炭水化物の量が異なる牧草飼料が使われた。
 いずれの場合も、当該株を使用した牧草と当該株未使用の牧草との間で比較が行われた。
 提案された用量の5.0×10の7乗CFU(訳注:コロニー形成単位)/kg生鮮材料での当該添加物の使用によりサイレージの好気性安定性が改善される可能性については、確証が持てる結果は示されなかった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3042.pdf
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