食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03751100149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種用サイレージ添加物としてのEnterococcus faecium(CNCM I-3236株)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2013年1月9日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月9日、全動物種用サイレージ添加物としてのEnterococcus faecium(CNCM I-3236株)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2012年12月11日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 Enterococcus faeciumは提案された用量1×10の8乗CFU(訳注:コロニー形成単位)/kg生鮮材料での使用でサイレージ工程の改善を意図した技術的(technological)添加物である。当該株については、臨床感染を引き起こす院内分離株(hospital-associated isolates)の典型的マーカー遺伝子がないことが示され、臨床で使われる抗生剤に対して感受性がある。 E.Faeciumの提案された用量での使用により、同物質を使用したサイレージを給餌量の一部として給餌された対象動物種に対する暴露が大幅に増大する懸念はない。したがって、「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、当該株のサイレージ製剤への使用は対象動物種に対して安全であると考える。 当該株は院内分岐群(hospital-associated clade)に属さず、試験対象となった薬剤に対する耐性がみられないことから、同株を動物栄養に使用しても、その動物に由来する製品を消費することに対する懸念が生じることはない。 研究所規模でのサイロ試験では、水溶性炭水化物量が異なる3種類の混合牧草飼料が、それぞれサイロ貯蔵が容易、やや困難及び困難な材料とした。いずれの場合も、当該株を使用した牧草と未使用の牧草とが比較された。試験対象の3種類の牧草のうち2種類からは、当該株の使用に関して非常に限られた結果しか得られなかったことから、FEEDAPパネルは当該株のサイレージへの使用がもたらす有益性に関して結論づけることはできない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3044.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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