食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03751080149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用鶏、採卵鶏及びマイナー種の家きん用微生物製剤Miya-Gold(Clostridium butyricum)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2013年1月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月8日、肉用鶏、採卵鶏及びマイナーな種の家きん用微生物製剤Miya-Gold(Clostridium butyricum)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2012年12月11日採択)の要約を公表した。概要は以下のとおり。 Miya-Goldは有効成分としてClostridium butyricumの単一株の生存芽胞を含む添加物であり、現在、離乳後の子豚、マイナーな種の離乳後の豚類、肉用鶏及びマイナーな種の肉用家きん用飼料としての使用が認可されている。 申請者は、肉用鶏及び全マイナーな種の家きん(採卵用を除く)への最低認可用量を、5×10の8乗CFU(訳注:コロニー形成単位)/kg飼料から2.5×10の8乗CFU/kg飼料へ低減すること、及び当該低減認可用量の産卵鶏への適用拡大を求めている。 当該製品の消費者、使用者及び環境に対する安全性は、EFSAが過去に評価済みであり、評価の結果、懸念は生じなかった。以前の意見書で「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、当時の推奨用量での使用は肉用鶏に対して安全であると結論づけ、その結論が採卵鶏にも拡大適用できると考える。FEEDAPパネルは、肉用鶏及び採卵鶏に対して安全であるとする結論は、低減された用量での使用であれば、申請対象の全動物種に対しても安全であると考える。 肉用鶏を用いた3件の試験データから、当該添加物が現在の認可用量5×10の8乗CFU/kg飼料での使用で有効性が確認された。2.5×10の8乗CFU/kg飼料では、有効性は前者の場合ほど顕著ではなく、有意な結果がみられたのは5件の試験中わずか2件だけであった。 しかしながら、当該5件の試験結果を統合したメタアナリシスでは、最終体重の大幅な増加及び飼料効率の改善がみられたことから、当該添加物には後者の用量でも肉用鶏に対する効果を改善させる可能性があるとされた。この結論は採卵鶏にも拡大適用でき、マイナーな種の家きん(採卵用を除く)にも外挿が可能である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3040.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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