食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03740720149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、人獣共通感染症、人獣共通感染症病原体、集団食中毒の傾向及び感染源に関する欧州連合の概略報告書の精査に係る科学的意見書を公表
資料日付 2013年1月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月21日、人獣共通感染症、人獣共通感染症病原体、集団食中毒の傾向及び感染源に関する欧州連合の概略報告書の精査に係る科学的意見書を公表した(29ページ、2012年12月21日採択)。概要は以下のとおり。
1.EFSAの動物衛生福祉(AHAW)パネルは、人獣共通感染症病原体、集団食中毒の傾向及び感染源に関する欧州連合の概略報告書について、現在のデータの欠如及び矛盾による影響を最小化するためのデータの要請及びその分析の観点から評価を行った。
2.牛結核病、エキノコックス症、Q熱、ブルセラ症、狂犬病、有鉤嚢虫症、野兎病についての評価では、EU統一モニタリングシステムに組み込まれたこれらの感染症に関する正確な疫学状況が報告されていた。総体的にデータは記述的であった。傾向について具体的な目的及び定量化についての更なる分析を考慮すべきである。
3.個々の疾病についての具体的な情報として、(i)明確な症例定義、(ii)検体採取技術及び用いる診断検査についての明確な記述、(iii)関連する疫学特性、(iv)関連する管理措置や調査、を含めるべきである。公衆衛生の観点からの疾病の優先順位付けはAHAWパネルの委託事項ではない。当該報告書にある他の疾病も含めた価値を評価するための提案された基準は、(1)EUの数か国で、定期的に動物やヒトで報告されている疾病であること、(2)公衆衛生問題として深刻とみられる疾病であること、(3)動物のモニタリングが疫学的に正当なこと、となっている。最初の2つの基準は包含された基準となっており、3番目のものは当報告書で包含対象とする疾病を優先付けるのに用いている。
4. 意見書の最終章では、AHAWパネルのリスク評価のために報告書に載せられたデータの価値について言及している。これらはしばしば、症例定義の欠如、不十分なメタデータや古くなったデータのため、その有用性が損なわれている。AHAWパネルがリスクへの質問に回答するための準備を向上させるために、EU全体のすぐに使える確かなデータ及び個別データモデルとその情報源を熟知した上で、データ要請では更なる分析を行うことを推奨する。
 当該意見書は以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3074.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3074.htm
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