食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03740710104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、米国の2009年~2010年食中毒集団発生サーベイランス報告書を発表
資料日付 2013年1月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は1月25日、米国の2009~2010年食中毒集団発生サーベイランス報告書を発表した。概要は以下のとおり。
 2009年~2010年に届出のあった食中毒集団発生件数は計1
,527件で、その結果29
,444人が発病した(入院1
,184人、死亡23人)。試験所で確定された単一病原体に起因する790件中、ノロウイルスが最多の42%、サルモネラ属菌が次いで30%を占めた。単品由来の299件の集団食中毒を原因食品別に見ると、牛肉(13%)、乳製品(12%)、魚(12%)、家きん(11%)が上位を占めた。299件中発病を伴った集団食中毒の原因食品は、卵(発病の27%)、牛肉(10%)、家きん(10%)の順だった。
 単一病原体に起因する集団食中毒は1
,022件(確定790件、疑い232件)で、790件の原因別病原体内訳は細菌413件(52%)、ウイルス336件(42%)、化学物質・毒素39件(5%)、寄生虫2件(0.2%)だった。
 集団発生、発病ともにノロウイルスが最多原因を占め、集団発生331件(42%)、発病7
,332人(37%)だった。次いでサルモネラ属菌が集団発生234件(30%)、発病7
,039人(36%)で、血清型別ではEnteritidisが確定件数225件中最多の76件(34%)を占めた。また志賀毒素産生性大腸菌(STEC)が原因と確定された件数は58件で、そのうち血清型O157が最多の53件を占めた。
 原因食品の摂取場所は、766件中48%が飲食店又はファストフード店で、家庭が21%だった。43件がリコール事案となり、内訳は牛挽肉(8件)、スプラウト(7件)、チーズ・チーズ製品(6件)、牡蠣(5件)、生乳(3件)、卵(3件)が上位を占めた。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm6203a1.htm?s_cid=mm6203a1_w
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