食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03730970149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ナイアシン、ビオチン及びビタミンB6の食事摂取基準の設定に向けた特定の準備研究に関する文献検索及びレビューについて外部委託した科学的報告書を公表(1/2)
資料日付 2012年12月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月17日、ナイアシン(niacin)、ビオチン(biotin)及びビタミンB6(vitamin B6)の食事摂取基準の設定に向けた特定の準備研究に関する文献検索及びレビューについて、オランダのPallas社に外部委託した科学的報告書(2012年12月7日受理、474ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. この系統的レビューの目的は、ナイアシン、ビオチン及びビタミンB6の食事摂取基準の根拠にできる可能性がある1990年以降に公表された科学的データを特定することである。
2. 手段
(1)本レビューの第1段階では、摂取量、状態及び/又は健康に最も関連するバイオマーカー、並びに起こりうる健康関連アウトカム(訳注:結果として起こりうる健康に関連した事象)を特定した。この特定のために、Pallas社は、(a)重要な報告の机上調査、(b)既存の文献レビュー、メタ解析及び重要な公表資料(摂取量、摂取量のバイオマーカー、状態のバイオマーカー及び/又は健康のバイオマーカー、並びに/若しくは健康関連アウトカム(並びにこれらの側面間の関連性)に関するもの)の初期的な一般的レビュー、(c)ビタミン類及び/又は方法(訳注:食事摂取基準の根拠にできる可能性がある科学的データを特定する方法)に関する専門家への意見聴取を行った。第1段階の最後で、この調査目的のための複雑な検索文字列を最適化した。
(2)本レビューの第2段階では、系統的文献レビューを行った。1990年以降に英語で公表された査読済みの研究論文について、2012年1月(ナイアシン)、2012年3月(ビオチン)及び2012年6月(ビタミンB6)に文献を系統的に検索した。動物試験は、この検索から除外された。Medline、EMBASE及びCochrane Library CENTRALのデータベースを検索した。研究論文及び食事摂取基準の報告書等の重要な文献のレビューにおける参考文献リストを調べることにより、追加の参考文献が確認された。検索結果は、EndNote(訳注:参考文献リスト作成と本文中への文献番号等の付与を自動的に行う論文作成支援ソフト)にインポートされ、重複データは除かれた。微量栄養素の摂取量、状態及び健康の間で確認された関連性についてデータが収集された。この収集作業のため、Pallas社は、確立されている組入及び除外基準に基づき3つのステップにわたる文献の選別手順を適用した。その第1ステップで表題及び抄録がスクリーニングされ、関連する可能性のある論文が選び出された。第2ステップでは、選び出された論文の全文が読まれ、関連する論文がレビューの対象になった。抽出したデータをエビデンステーブル(訳注:文献を表形式で要約するエビデンステーブルには、当該研究の質に影響を及ぼす対象数や試料の代表性、症例確認、結果の妥当性、用いられた方法等の追加情報も含まれる)に入れる過程で、重複した論文を除外することにより、選別の第3ステップを行った。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/doc/365e.pdf
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