食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03730900149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、銅化合物(E4)の全動物種用飼料添加物:硫酸銅五水和物の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2012年12月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月5日、銅化合物(E4)の全動物種用飼料添加物:硫酸銅五水和物の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2012年11月14日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 硫酸銅五水和物は、飼料中の銅の最大認可量での使用で全動物種に対して安全である。
 当該物質を添加した飼料の使用による消費者に対する懸念は生じない。欧州連合(EU)の農薬規則が定める動物由来の食品中における銅の残留基準値(MRL)は、動物栄養の法的規範に対応していない。
 銅は必須微量栄養素であることから、「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、消費者に対する安全性に関する明らかな懸念がない限り、動物由来製品中のMRLを設定することを支持しない。もしMRLが維持される状況であれば、同パネルは修正値を提案する。
 最終結論を導くためには、家畜における銅由来添加物の評価に対するさらなるモデル確認及び精査が必要となる。
 水産養殖への銅化合物の使用はリスクをもたらさない。
 銅による腸内及び土壌細菌の薬剤耐性形成に対する影響に関する入手可能な限られたデータベースによると、微生物環境において銅の濃度が高いと銅耐性細菌の数が増え、銅耐性は、特定の細菌種において発生頻度が高い複数の薬剤耐性と関連していると考えられる。
 銅の潜在的な閾値濃度は導き出すまでに至らなかった。
 動物におけるマクロライド耐性細菌プール全体は、抗生物質による治療により生じたものであり、高濃度の銅を飼料に使用したことによるものではない。銅耐性細菌の薬剤耐性全体への寄与の度合は、現時点では定量化は不可能である。硫酸銅五水和物は動物にとって必要な栄養を満たすために有効である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2969.pdf
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