食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03730880149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用鶏、七面鳥、その他の家きん、豚、子豚、飼育用子牛、肉用子牛、牛、めん羊、馬、魚及びその他の動物種に対する飼料添加物としてのビタミンD3(コレカルシフェロール)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2012年12月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月4日、肉用鶏、七面鳥、その他の家きん、豚、子豚、飼育用子牛、肉用子牛、牛、めん羊、馬、魚及びその他の動物種に対する飼料添加物としてのビタミンD3(コレカルシフェロール)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2012年11月13日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 全ての脊椎動物においてビタミンDの主な生理的役割は、カルシウム及びリンの恒常性維持である。「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、肉用七面鳥、馬、牛、めん羊及び豚に対する飼料においては、ビタミンD3の最大含有量での使用では安全マージンはなく、また、米国学術研究会(National Research Council)のデータに基づき、豚を除き、60日を超えて給餌すると最大含有量は安全なレベルを上回ると指摘する。 
 ビタミンD3の使用による肉用鶏及び魚に対する安全性の懸念はない。
 ビタミンDを添加した飼料の長年にわたる使用実績があり、公表された不耐性がないにもかかわらず、同パネルはビタミンDの安全性に関する結論を導き出せないため、現行の最大含有量は暫定的に許容できるとしている。
 飲用水へのビタミンD3の使用には安全性の懸念がある。欧州14か国が行った最新の栄養調査によると、ビタミンDの摂取量は安全上限値よりかなり低い。
 FEEDAPパネルは、動物由来の食品が、ビタミンDを使った飼料を給餌するなどの方法で現状でも生産されていると推測し、最近認可された最大食餌量でのビタミンDの飼料への使用により許容上限摂取レベルを上回ったこともないし、今後も上回らないであろうと結論づける。
 申請中のビタミンD3は、動物用飼料にとって有効なビタミンの食餌供給源とみなされる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2968.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。