食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03730080482
タイトル 香港食物環境衛生署食物安全センター、食用油からベンゾ[a]ピレンが検出された旨公表
資料日付 2012年12月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  香港食物環境衛生署食物安全センターは12月18日、品質に問題があると疑われる食用油の調査結果を公表した。概要は以下のとおり。
 先週、「無許可営業とみられる食品加工場が品質に問題のある食用油を販売している疑い」と新聞で報道されたことから、香港食物環境衛生署は直ちに調査を開始し、当該工場、当該工場から油を供給する業者及び13の飲食店から計39検体を採取し、発がん性物質であるベンゾ[a]ピレンの検査を行った。その結果、以下の4検体から基準値を上回るベンゾ[a]ピレンが検出された。
1. 屯門区の植物油脂供給業者から採取した2検体(同一ブランド):16μg/kg、17μg/kg検出(中国の国家規格である10μg/kgを超過)
2. 葵青区の油販売店から採取した2検体:5.8μg/kg、6.26μg/kg検出(中国の国家規格を下回るが、欧州連合(EU)の基準値である2μg/kgを超過)
 香港食物環境衛生署食物安全センターの報道官は「現在のところ、コーデック委員会及び香港は食品中のベンゾ[a]ピレンについて基準値を設定していない。中国の国家規格及びEUの基準値を参考にし、また、リスク評価に暴露マージンアプローチを採用したところ、上記の17μg/kgのベンゾ[a]ピレンを含む植物油を喫食しても、健康に及ぼすリスクは大きくないことが示された。しかし、慎重を期すため、関連製品の供給停止と全面的な回収を供給業者に要請した」と述べた。
 また、食用油の検体に「地溝油」(訳注:下水油。排水溝や下水溝に溜まった油を加工した油)が混入しているか否かについては、現在のところ特定の検査方法や識別法がないが、食用油の品質については、化学検査により有害物質の含有量を測定できるとした。
 同センターは香港の食用油のモニタリングを行っており、昨年1月から今年10月までに310を超える食用油の検査を行った。検査項目はエルカ酸、着色料、かび毒、抗酸化剤、金属汚染物質等で、結果は全て合格だった。また、先月公表した使用済み食用油の検査においても、飲食店から採取した68検体についてベンゾ[a]ピレン及びその他の化学検査を行ったところ、全て合格だった。
 プレスリリースの英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.cfs.gov.hk/english/press/2012_12_18_1_e.html
地域 アジア
国・地方 香港
情報源(公的機関) 香港食物環境衛生署食物安全センター
情報源(報道) 香港食物環境衛生署食物安全センター
URL http://www.cfs.gov.hk/sc_chi/press/2012_12_18_1_c.html

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