食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03721370105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、中国との食品・飼料安全協力促進協定を更新
資料日付 2012年12月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は12月11日、食品・飼料安全上の協力を促進する中国との協定を更新した旨発表した。概要は以下のとおり。
 本協定は、FDAと中国の国家品質監督検査検疫総局(AQSIQ)との間で2007年に締結され、今回の更新で向こう5年間延長される。協定の主な内容は以下のとおり。
・ 中国から米国に入る高リスク食品に対するFDAの識別能力を高める。
・ 食品生産・加工施設の検査を助長促進するため協力する。
・ 中国から米国へ頻繁に輸入される高リスク食品(缶詰、酸性食品、ペットフード、水産養殖品等)を重点とする。
・ 登録・認証に関する信頼できる情報をFDAがAQSIQ から受領するためのプロセスを構築する。
 当初この条約が締結された後、FDAは2008年11月に北京、上海、広州に事務所を設置し、関係当局等との連携の強化、検査の実施、米国向け輸出食品の安全性に関係する情報収集などに努めてきた。当初の協定締結から5年が経過し、次のような成果が得られた。
・ 中国食品施設に対する検査件数が増え、2007年のゼロから2011年には85件の施設検査が行われた。
・ AQSIQと連携し、酸度の低い缶詰食品や養殖魚等の高リスク食品に関するFDA要件を業界に知らしめた結果、中国当局による高リスク食品に関する監督が厳しくなり、協力体制も改善された。
・ 中国の食品安全当局との協力体制が促進され、規制関係者への訓練等を実施し、業界に対するFDA規格・要件も規定された。
・ 乳製品のメラミン混入事案以降、FDAは直接AQSIQと協働し、食品検査を担当する中国のラボ体制に対する理解・信頼を改善し、相互の信頼関係が醸成された。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm331518.htm
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