食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03721280149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種用香料としての脂肪族及び脂環式エーテル類(化学物質グループ16)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2012年11月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月30日、全動物種用香料としての脂肪族及び脂環式エーテル類(化学物質グループ16)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2012年11月13日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 化学物質グループ16に属する当該化合物のうち、現在4種類が食品中に香料としての使用が認可されている。
 「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、1
,5
,5
,9-テトラメチル-1-13-オキサトリシクロ[8.3.0.0.(4.9)]トリデカン及びテアスピランについては、純度が関与する問題があることから、評価を行うことができなかった。
 同パネルは、以下のように結論づける。
1.8-シネオールは申請された高用量(5mg/kg完全配合飼料)での使用で、安全マージン5.6~28.2で全動物種に対して安全である。
2.2-(2-メチルプロパ-1-エニル)-4-メチルヒドラテトロピラン(クラスII)は、最大用量0.3mg/kg完全配合飼料での使用で牛、サケ科魚類及び非食料生産動物に対して安全であり、最大用量0.5mg/kg完全配合飼料での使用で豚及び家きんに対して安全である。安全マージンがないことから、当該物質の飼料及び飲用水への同時使用は禁忌である。飼料のみに使用する場合は、あらゆる供給源からの総量は推奨用量を超えてはならない。
 化学物質グループ16に属する化合物の最大安全用量での全動物種用飼料への使用により、消費者の安全に対する懸念は生じない。
 これらの化合物は食品香料として使用されていること、及び飼料における機能が食品における機能と本質的に同一であることから、有効性に関するこれ以上の実証は不要である。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.25/2012(2012.12.12)P12
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2967.pdf
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