食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03720980149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品及び飼料に意図的に添加されるQPS生物学的作用物質のリストの維持管理(2012年更新版)に関する科学的意見書を公表
資料日付 2012年12月13日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月13日、食品及び飼料に意図的に添加されるQPS生物学的作用物質のリストの維持管理(2012年更新版)に関する科学的意見書を公表した(84ページ、2012年12月6日採択)。概要は以下のとおり。
 安全性適格推定(Qualified presumption of safety:QPS)評価法は、フードチェーン全般において意図的に使用される生物学的作用物質に関し、EFSAの全ての科学委員会に適用できる汎用リスク評価手法を提供するために、EFSAが開発したものである。申請書が意図する目的に適した最も高い分類単位において、明確に定義された生物学的作用物質の安全性及び知識体系の完全性が評価される。ある分類単位として安全性が確認されても、その分類単位が、QPSリストに推薦された「資格」として適正に反映されたところであるかという懸念がある。QPSに推薦された生物学的作用物質は毎年検討され、更新されている。そのため、最新の科学的意見に基づくものが唯一有効なリストとなっている。
 2012年の更新のために、植物防疫目的の細菌、酵母、糸状菌、ウイルスについて検討がなされ、以前の推薦が確認された。Bacillus firmusは再評価ののちQPSリストへの推薦から外れた。Leuconostoc Pseudomesenteriodesが新たに推薦された。Carnobacterium maltaromaticumは初めて評価されたが推薦から外れた。QPS推薦リスト中の分類単位についての評価は精査されたのち確定された。糸状菌及び腸球菌については、最新科学知見の更新及び精査の結果、QPSリストへの推薦から外れた。Enterococcus faeciumについては、最近のデータから病原株と非病原株の区別が可能であることが示された。しかし、最近のヒトの腸球菌感染疫学情報の進展は考慮しても、QPSへの推薦には時期尚早な知見と考えられる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3020.pdf
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