食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03720590110
タイトル カナダ保健省(Health Canada)、乳児ボツリヌス症の予防情報を更新
資料日付 2012年12月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ保健省(Health Canada)は12月4日、乳児ボツリヌス症の予防情報を更新した。概要は以下のとおり。
 同省は、保護者及び育児従事者に対し、満1歳未満の乳児にハチミツを与えないように注意を呼びかけている。ハチミツは、カナダにおいて乳児ボツリヌス症との関連性が指摘された唯一の食品である。1歳以上の幼児については、当該疾病を発症する危険性が低いことから、ハチミツを与えても安全である。
 乳児ボツリヌス症は、自然界に広く存在するボツリヌス菌(Clostridium botulinum)と呼ばれる細菌によって引き起こされる。この細菌はハチミツ中では増殖できず、毒素も産生しないが、乳幼児がハチミツを摂取すると体内で増殖し毒素を産生する可能性があり、それにより麻痺が生じる場合がある。
 カナダでは、乳児ボツリヌス症は1979年に初症例が確認されて以来42人の患者が報告されている。保護者らは、同病の予防のために、1歳未満の乳児にはハチミツを決して与えてはならない。ハチミツの離乳食への添加や、おしゃぶりなどへの使用も禁止行為に含まれる。
 ボツリヌス症を引き起こす細菌は顕微鏡でしか見えないほど微細で、食品の色、香り又は味を変化させず、また、加熱調理又は加熱殺菌によっても死滅しない。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ保健省(Health Canada)
情報源(報道) カナダ保健省(Health Canada)
URL http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/advisories-avis/_2012/2012_186-eng.php
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