食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03710590470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、気候変動によるヒトへの健康影響に関する新しい報告書を公表
資料日付 2012年11月21日
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分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は11月21日、気候変動によるヒトへの健康影響に関する新しい報告書を公表した(304ページ)。
 ECDCが一部共同執筆した欧州環境機関(EEA)による最新の評価書によれば、気候変動の影響は欧州の全地域に及び、健康、社会、環境にわたる広い範囲で影響が生じている。気候変動はいくつかの感染症の伝播の要因となっている。例えばマダニなどのダニ種はさらに北方で活動できるようになり、疾病を伝播する蚊及びスナバエにとって気候的に適合する欧州の地域が変化している。気候変動により、サルモネラ症やクリプトスポリジウム症などの食品媒介及び水媒介感染症が発生することも予想される。
 気候変動は、欧州において既に疾病及び早期死亡の負担の要因となっている。主な健康影響は、異常気象現象及び熱関連の影響だけでなく、気候感応疾病(climate sensitive diseases)の分布や環境及び社会条件にも変化を起こしている。天候要因及び非天候要因の複雑な関係のため、将来の気候感応健康リスクの定量予測は困難である。
 EEAによる「2012年欧州における気候変動、影響及び脆弱性」報告書は以下のURLから入手可能。
http://www.eea.europa.eu/publications/climate-impacts-and-vulnerability-2012/
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL http://www.ecdc.europa.eu/en/press/news/Lists/News/ECDC_DispForm.aspx?List=32e43ee8%2De230%2D4424%2Da783%2D85742124029a&ID=790&RootFolder=%2Fen%2Fpress%2Fnews%2FLists%2FNews
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