食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03690830342
タイトル フランス農業・水産省、遺伝子組換えトウモロコシNK603の毒性に関して9月に発表された研究報告は、先に実施された評価結果の見直しを要するような性格のものではなかったと発表
資料日付 2012年10月24日
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概要(記事)  フランス農業・水産省は10月22日、エコロジー省、厚生省、社会経済消費省との共同プレスリリースで、遺伝子組換え(GM)トウモロコシNK603の毒性に関して9月に発表された研究報告は、先に実施された評価結果の見直しを要するような性格のものではなかったと発表した。
 政府はフランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)及びフランスバイオテクノロジー高等評議会(HCB)に対し、GMトウモロコシNK603及び除草剤ラウンドアップに関するSeralini教授の研究報告について、その妥当性とそこから得られる意味について諮問した。
 ANSESとHCBはそれぞれ意見書を提出した。これらの2機関は、ドイツ及びオランダの評価機関の結論と同じ結論に達した。フランスの2機関は、問題の研究報告の結果は、これらの製品(GMトウモロコシNK603及び除草剤ラウンドアップ)に関する既定の評価方法によって先に実施された評価結果の見直しにつながるような性格のものではないと結論付けた。したがって、これに基づけば、GMトウモロコシNK603及び除草剤ラウンドアップの認可の見直しは不必要ということになる。
 政府は、フランス及び欧州連合(EU)の対象として遺伝子組換え作物(GMO)の摂取や農薬について、長期の影響を調べる研究を強化するというANSESの提言を取り上げることとした。
 首相は、農業・水産大臣、エコロジー大臣、消費特命担当大臣に対して、GMO及び農薬の認可及び監理評価に関するEUの制度を見直すようEUに要請するよう要求した。
 このようなことを背景に、フランス政府が決定したEU域内で栽培を認可されたGMOに対するモラトリアム(栽培認可を定めたEU規則の施行猶予措置)の有効性を再度強調した。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス農漁業省
情報源(報道) フランス農業・水産省
URL http://agriculture.gouv.fr/Mais-OGM-NK630-l-etude-publiee-en
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