食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03690820475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、Seralini et al.の研究のぜい弱性を指摘し、遺伝子組換え作物摂取の長期的な影響については新たな調査を要請
資料日付 2012年10月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は10月22日、Seralini et al.の研究のぜい弱性を指摘したが、遺伝子組換え作物(GMO)摂取の長期的な影響については新たな調査を要請した。
 2012年9月19日にSeralini et al.の研究が発表されたことを受けて、ANSESは政府から当該論文を検証することを諮問された。
 ANSESが行った検証では、問題の研究の結果はGMトウモロコシNK603及び除草剤ラウンドアップ(グリホサート)について先に実施された既定の評価結果の見直しを要するものではないと結論づけるものとなった。
 しかしながら、ANSESは現在まであまり研究されていなかった問題、即ちGMOと農薬を組み合わせた長期毒性試験を取り扱ったこの研究のオリジナリティについては留意する見方を示した。
 この枠組みで、ANSESはGMOと農薬を組み合わせた長期毒性の影響について研究と調査を行うよう提言した。
 このために、ANSESは、健康リスクに関する不十分な知見を補う広汎な研究や調査に国(フランス)や欧州連合(EU)が資金を投入するよう訴えた。米国国家毒性プログラム(National Toxicology Program:NTP)による研究調査のようなものを想定している。
[関連資料]
 除草剤ラウンドアップ及びラウンドアップ耐性遺伝子組換えトウモロコシの長期毒性に関するSeraliniらの研究報告の検証(ピアレビュー)についての意見書(51ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.anses.fr/Documents/BIOT2012sa0227.pdf
 ANSESの2012年10月22日付けのプレス用資料(9ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.anses.fr/cgi-bin/countdocs.cgi?Documents/PRES2012CPA20.pdf
 Seralini et al.への聞取り調査(1ページ、口頭によるものなので内容不記載)は以下のURLから入手可能。
http://www.anses.fr/Documents/BIOT2012sa0227Aud1.pdf
 「フランスの次世代の権利と尊厳のための運動(を行っている環境団体、反農薬運動NGO非政府団体)」への聞取り調査(6ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.anses.fr/Documents/BIOT2012sa0227Aud2.pdf
 モンサント社の資料提供(21ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.anses.fr/Documents/BIOT2012sa0227Ctb1.pdf

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.22/2012(2012.10.31)P17-18
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html









地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL http://www.anses.fr/PMGC006D01.htm
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