食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03690620305 |
タイトル | 欧州委員会(EC)健康消費者保護総局(DG SANCO)、2011年の欧州連合(EU)域内の反すう動物における伝達性海綿状脳症(TSE)有病率のモニタリング及び検査報告書を公表 |
資料日付 | 2012年10月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州委員会(EC)健康消費者保護総局(DG SANCO)は10月22日、2011年の欧州連合(EU)域内における反すう動物における伝達性海綿状脳症(TSE)有病率のモニタリング及び検査に関する報告書(72ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 牛 (1) BSEモニタリングプログラムの枠組みにおいて2011年、EU加盟27か国で牛計6 ,361 ,591頭が検査され、牛28頭が陽性であった。 BSE確認症例28頭中23頭は、加盟国により任意で識別検査に提出された。検査で定型BSE17例、非定型BSE(H型)3例、非定型BSE(L型)3例が確認された。 (2) リスク牛1 ,090 ,192頭及び食用の健康と畜牛5 ,270 ,593頭が迅速検査法で検査された。 93頭はBSE症例と疫学的に関連性のある動物の殺処分の枠組みにおいて検査された。713頭はパッシブサーベイランス(公式BSE疑似患畜として報告された牛)の枠組みにおいて検査された。 陽性症例の100%はアクティブサーベイランス(リスク牛、健康と畜牛及び殺処分牛の検査)で検出され、パッシブサーベイランスで検出されたものは0%であった。 (3)ベルギー、ブルガリア、チェコ、デンマーク、ドイツ、エストニア、ギリシャ、キプロス、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、ハンガリー、マルタ、オランダ、オーストリア、ルーマニア、スロベニア、スロバキア、フィンランド及びスウェーデンにおいてBSE症例は発見されなかった。2011年のBSE症例数及び検査された動物の有病率は、2010年と比べてそれぞれ38%及び27%減少した。 2. めん羊及び山羊 (1) TSEモニタリングプログラムの枠組みにおいて2011年、EU加盟27か国でめん羊計369 ,417頭及び山羊計140 ,843頭が検査され、めん羊1 ,589頭及び山羊366頭が定型スクレイピー陽性であった。 (2) めん羊369 ,055頭がアクティブサーベイランスで検査され、362頭がTSE疑似患畜として公式に報告されたため臨床検査が実施された。山羊においては139 ,612頭がアクティブサーベイランスで検査され、1 ,231頭がTSE疑似患畜であった。 (3) 2011年に確認されためん羊及び山羊におけるTSE症例、それぞれ698頭及び134頭が識別検査された。いずれの患畜群からもBSEは確認されていない。 3. 全加盟国が、牛、めん羊及び山羊のTSE検査に関する情報を提供した。加盟国に加え、ノルウェーも自国のTSE検査プログラムに関する情報を提供した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE) |
情報源(報道) | 欧州連合(EU) |
URL | http://ec.europa.eu/food/food/biosafety/tse_bse/docs/annual_report_tse2011_en.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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