食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03690070314 |
| タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、高濃度でクマリンを含有するシナニッケイ(別名カシアシナモン)に関して節度ある摂取を推奨 |
| 資料日付 | 2012年9月27日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は9月27日、高濃度でクマリンを含有するシナニッケイ(Cassia Cinnamon、別名カシアシナモン)に関して節度ある摂取を推奨する意見書(No 26/2012) を公表した。概要は以下のとおり。 クマリンは、シナニッケイとして知られる特定の種類のシナモン中に比較的高濃度で検出される香料物質である。医薬品としての使用から、比較的低用量でも肝臓の障害につながることが知られている。耐容一日摂取量(TDI)は純物質、すなわち単離したクマリンに基づいて設定された。 BfRが行ったヒトにおけるクマリンのバイオアベイラビリティに関する研究の結果、シナモンの植物基質中に含まれるクマリンは、単離したクマリンと同程度で体内に吸収されることが明らかになった。したがって、当該TDIはシナモン中のクマリンに対しても適用される。BfRは、「植物基質からのクマリンが吸収される程度が、シナモンからより低いことを理由に、シナモンからのクマリンのバイオアベイラビリティは少量に限定されるとの論拠は支持できない。」「したがって、シナモンをスパイスとして頻繁に使用する消費者は、クマリンの含有量が低いセイロンシナモンを選択すべきである。」と述べている。 本来は、スリランカ産の刺激の弱いセイロンシナモン及びより多くの量のクマリンを含有するやや強めのシナニッケイを区別することが必要である。 BfRは、新たなデータに基づきクマリンに関する意見書を更新した。 BfRは、クロスオーバー(cross-over)試験によりクマリンの相対的バイオアベイラビリティについて調べた。この研究の一部として、単離したクマリン及び様々なシナモン製品に含まれるクマリンを異なる回数で摂取した場合について調べた。この結果から、シナニッケイからのクマリンは、単離したクマリンとほぼ同じ程度吸収されると結論づけることができる。 2011年以降、一部の非加熱喫食用食品中のクマリンに対して、欧州では新たな最大含有量が適用されている。TDIは0.1mg/kg体重である。 この最大含有量に達する場合でも、クマリンの量がTDIを上回る可能性はシナモン入りの食品を日常的に大量摂取する場合にのみに限られる。体重15kgの小児の場合、1日に星型シナモンクッキー30g(おおよそ6枚分)又はジンジャーブレッド100gの喫食でTDIに達する。 家庭でスパイスとして使用されるシナモンスティック及びシナモンパウダーについては、欧州委員会(EC)による上限値は設けられていない。1~2週間にわたりTDIをわずかに上回ったとしても安全であると考えられることから、クマリンがもたらす健康影響は、クマリンを多く含むシナニッケイを、比較的長期間にわたり大量摂取しない限り懸念されない。体重60kgの成人では、平均的なクマリン含有量のシナニッケイを1日当たり2g、体重15kgの小児では1日当たり0.5g摂取すればTDIに達する。 BfRは、クマリンの含有量が高いシナニッケイに関しては節度ある摂取の推奨を変えていない。スパイスとして多量のシナモンを頻繁に使用する消費者は、クマリンの含有量が少ないセイロンシナモンを選択すべきである。加えて、クマリンへの暴露は、クマリン入りのボディーケア製品などの他の経路で増える可能性があることに留意すべきである。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ドイツ |
| 情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| 情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| URL | http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2012/26/cassia_cinnamon_with_high_coumarin_contents_to_be_consumed_in_moderation-131836.html |
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