食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03681110208
タイトル オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関、食品中のヨウ素に関するファクトシートを公表
資料日付 2012年10月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関は9月、食品中のヨウ素に関するファクトシートを公表した。概要は以下のとおり。
 ヨウ素は多くの食品に含まれるが、オーストラリア・ニュージーランドのフードサプライの大部分は、現在、広範囲なヨウ素欠乏を招くほどヨウ素が少ない。
1.食品中のヨウ素量
 種々の食品100g中のヨウ素量は以下のとおりである。しかし、食品中の実際のヨウ素量は栽培された場所や条件によってさまざまである。
 カキ(160μg)、巻きずし(92μg)、缶詰の鮭(60μg)、パン(46μg)、蒸し鯛(40μg)、チェダーチーズ(23μg)、卵(22μg)、アイスクリーム(21μg)、チョコレートミルク(20μg)、フレーバー・ヨーグルト(16μg)、牛乳(23μg)、缶詰のまぐろ(10μg)、有機パン(3μg)、牛肉、豚肉、羊肉(<1.5μg)、リンゴ、オレンジ、ぶどう、バナナ(<0.5μg)
2.ヨウ素はどれくらい必要か
 ヨウ素は微量元素であるため、必要量はごく少量である。大部分の成人は一日当たり150μg必要である。必要量は極めて少ないが、我々の体内に貯蔵できないため常に必要である。妊婦又は授乳婦は、胎児や乳児にヨウ素を供給するので、わずかではあるが、より多く必要である。
 年齢及びライフステージ別のヨウ素の推奨量(RDI)は以下のとおり。
 1~8歳の子供(90μg/日)、9~13歳の子供(120μg/日)、14~18歳の青年(150μg/日)、成人男性(150μg/日)、成人女性(150μg/日)、妊婦(220μg/日)、授乳婦(270μg/日)

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.21/2012(2012.10.17)P16~17
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ)
情報源(報道) 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)
URL http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/factsheets/factsheets/iodinefortification/iodineinfood.cfm
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