食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03680060149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物としてのカルナウバロウの再評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2012年10月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月4日、食品添加物としてのカルナウバロウの再評価に関する科学的意見書(2012年9月13日採択、23ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 「食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル」(ANSパネル)は、カルナウバロウ(E903)の安全性を再評価した科学的意見を表明する。カルナウバロウ(E903)は、光沢剤として欧州連合(EU)で認可されている。カルナウバロウは、食品科学委員会(SCF)及び国際連合食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)によって評価されており、JECFAは一日摂取許容量(ADI)を7mg/kg体重/日に設定した。SCFは、ADIを設定しなかったが、カルナウバロウの光沢剤としての用途は容認できると考えた。
2. カルナウバロウは、ヤシ科ブラジルロウヤシ(Copernicia cerifera)から得た脂肪族エステル類(ワックスエステル類)、α-ヒドロキシエステル類及びケイ皮酸脂肪族ジエステル類(Cinnamic aliphatic diesters) を主成分とする化合物の複雑な混合物である。本パネルは、カルナウバロウについて、(1)食事からは有意に吸収されないと予見される、(2)加水分解された場合には、その主要成分は吸収され、正常な細胞の代謝経路に取り込まれうる、と考えた。
3. カルナウバロウの利用可能なデータ及び警告部分構造がないことに基づき、カルナウバロウに遺伝毒性の懸念はないと結論づけられた。亜慢性毒性試験及び生殖発生毒性試験において、カルナウバロウの摂取に関連した有害影響は示されなかった。カルナウバロウの慢性毒性試験も発がん性試験も利用可能ではなかった。
4. 本パネルは、全体的にみれば、カルナウバロウに関する長期毒性データが不足していると考え、このためADIを設定しなかった。しかし、本パネルは、提案された用途に由来するカルナウバロウへの推定暴露量には、特定されたカルナウバロウの無毒性量(NOAEL)と比較して十分な安全マージンがあると考え、食品添加物としてのカルナウバロウを現在認可されている用途で使用することに安全性の懸念はないと結論づけることができた。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.21/2012(2012.10.17)P8
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2880.pdf

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